朝日選書<br> 日本のイスラーム―歴史・宗教・文化を読み解く

個数:

朝日選書
日本のイスラーム―歴史・宗教・文化を読み解く

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 07時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630919
  • NDC分類 167
  • Cコード C0314

出版社内容情報

わが国に住むムスリムは移民、留学生、日本人改宗者などさまざまだ。彼らへのインタビューを豊富に収録し、知られざる実像に迫る。また、日本におけるイスラームの歴史を概観し、地域交流、宗教対応、ハラールビジネスの現状と課題を照射。共存の可能性を探る。

内容説明

イスラームはもはや遠い存在ではなくなった。年々増加している観光客だけではなく、労働者、留学生、日本人改宗者など、私たちの身近で生きる「隣人」となりつつある。加えて、ビジネスや労働力としての側面でも無視できない。日本とイスラームの縁は明治時代にまで遡る。戦前は回教政策も採られ、交流が活発だった時期もあった。だが、近年はテロや厳しい戒律などのイメージもあり、その印象はネガティブなまま更新されていない。本書は、日本とイスラームの歴史的関係を通覧し、わが国に住むムスリム(イスラーム教徒)の知られざる実像に肉薄。彼らへの多くのインタビューを通して、地域交流やハラール・ビジネスの実情と課題を浮き彫りにし、真の共存への道を探る。著者の長年に亘るフィールドワークの集大成。

目次

第1章 イスラームとは何か
第2章 日本におけるイスラームの歴史
第3章 日本人ムスリム
第4章 日本国内の外国人ムスリム
第5章 外国人ムスリムと「難民ビザ」
第6章 日本におけるハラール・ビジネスの実態
第7章 日本とイスラームの共存に向けて

著者等紹介

小村明子[コムラアキコ]
立教大学社会学部兼任講師、上智大学アジア文化研究所客員所員。都留文科大学卒業。上智大学グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程単位取得満期退学、博士(地域研究)。研究分野は、日本のイスラーム、異文化社会におけるイスラーム、地域創生と異文化理解(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

22
意外にも読みやすく、取材の仕方がその場かぎりではなく継続して行われているのかな?ユルさと安定さが同時に読み取れます。軽くでもイスラームに興味があれば是非ご一読を。2020/03/07

さとうしん

11
日本人とムスリムとの交流史にいてもまとめられているが、メインは90年代以降の日本にやって来たムスリムと日本人女性との結婚や日本人の入信者の事例紹介と、ハラール・ビジネスの問題。後者はともかく、前者については、ビザ目当ての男性側の態度など生々しさはうかがえるが、それだけで終わってしまっていてケーススタディと言えるほどでもないような気もする。2020/01/15

CCC

9
ムスリムと言っても十人十色。そこをおざなりにしない筆致に好感を持った。印象に残ったのは、まずハラール食品について。利用者を置き去りにしている現状がわかる。ビジネス目的だと合理的に考えすぎてしまうのかもしれない、と思った。それからビザ目的の結婚について。なんか例がパキスタン人ばっかりだった気がする。ひょっとしてこれは、ムスリムというよりはパキスタン人に多い問題なのでは……。2020/01/15

Maumim

3
イスラム教に関する読み物はこれまでも読んだことがあったけれど、日本のイスラームに焦点をてたものは初めてのような気がする。ムスリムと婚姻して入信した女性たちの証言、「難民ビザ」のからくりが興味深かった。イスラム教もキリスト教も、信仰厚い人の感覚って日本人にはなかなか理解し難かったりするけれど、(多くの)日本人にはない揺るがない信仰心がどこからくるのか、信仰を持っていることって生きる上での強みなんじゃないかって、そこらへんからイスラム教に関心を持ってきたわけだけれど、ムスリムもいろいろ。2020/01/01

takao

2
ふむ2022/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14876372
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品