朝日選書<br> 昭和天皇〈下〉

個数:
電子版価格
¥1,799
  • 電書あり

朝日選書
昭和天皇〈下〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年03月28日 17時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630810
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0321

出版社内容情報

御製、会見、側近の証言など多岐にわたる貴重な資料をもとに、昭和天皇の87年の生涯をたどる、昭和史研究の第一人者による労作。下巻は、戦後、政治に関与せず日本の精神文化を伝える象徴天皇としてのあり方を模索し続けた後半生を活写する。

内容説明

御製、会見、側近の日記・回顧録など多岐にわたる貴重な資料をもとに、昭和天皇の87年の生涯を辿る。下巻は、最後の行幸となった北海道行幸から、半世紀ぶりのヨーロッパ再訪、沖縄返還への思い、1975年の初のアメリカ訪問を経て、生物学者としての関心、崩御までを詳述する。戦後、日本が経済大国となっていき、戦争の影が社会から少しずつ消えていっても、戦争は天皇の心中には重い傷となって残り続けた。変わりゆく時代のなかで、理想の天皇とはいかなる存在なのか、新憲法の枠内で「象徴天皇」としてどうあるべきかを模索し、平和を祈り、文化的伝統を守り、国民とともにあり続けた後半生。人類史が体験したすべてが詰まった「昭和」という時代を、天皇の生涯から問い直す労作。

目次

5 皇太子結婚と経済成長
6 ヨーロッパ再訪とアメリカ訪問
7 天皇と経済大国日本
8 寡黙な当事者
エピローグ 平成新時代の幕開け
補章(一) 歴史になっていく「昭和天皇」
補章(二) 昭和天皇の秘められし「言語空間」

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年北海道生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家、評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で『昭和史講座』の刊行を続け、2004年、第52回菊池寛賞を受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)で第30回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

5
下巻は昭和の”長いその後”が対象。著者は昭和天皇を読み解くのに三つのアプローチを提示する。御製(和歌)、側近の記録(回想録や日記)、宮内記者会を分析することによって真意を推し量れると。よって、本書では随所に上記三点が引用解説される。ただ、著者はあくまでノンフィクション”作家”。史家による冷徹な評伝が好きなので、僕的には少々生ぬるい。2020/07/09

ホリエンテス

0
激動の戦争を経て、立憲君主から外れまいと努力する姿。政治的な質問にははっきりと答えられないと言い、自らの立場を明確にしていた。天皇の心中は周りの人間の日記等でしか明らかにならないが、それを推し量る事が我々の役目だと思う。2019/06/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13528082
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。