朝日選書<br> 天皇陵古墳を歩く

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天皇陵古墳を歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630780
  • NDC分類 288.46
  • Cコード C0321

出版社内容情報

【歴史地理/日本歴史】奈良・大阪に点在する大型前方後円墳はその大多数が天皇陵に治定、立ち入りが制限されてきた。近年、研究者への限定公開が進められている。第1回の公開から立ち合ってきた著者が主要な大型古墳の周囲を踏査。年代観を示す。

今尾文昭[イマオフミアキ]
著・文・その他

内容説明

奈良・大阪に点在する大型前方後円墳のうち約80基が天皇などの陵墓に治定されている。陵墓は静謐と安寧がはかられ、その立ち入りは厳しく制限されてきた。だが近年、情報公開請求により整備調査時の状況が開示されたり、限定的ではあるが、研究者への立ち入り観察が許可される事例が増えている。古墳時代研究の第一人者で、陵墓公開を求める関連16学会へ許可された第1回の立ち入り観察から参加してきた著者が、そのときの模様や、古墳周辺の踏査で見えてきたことを詳しく紹介する。近世・近代の治定の過程、最新の研究成果を踏まえて、天皇陵古墳一つ一つの年代観、治定の正否を示す。

目次

序章 天皇陵古墳を歩くこと
第1章 山辺・磯城古墳群(奈良盆地東南部)
第2章 佐紀古墳群(奈良盆地北部)
第3章 佐保・春日ほか(奈良盆地北部)生駒・斑鳩ほか(奈良盆地北西部)
第4章 馬見古墳群(奈良盆地西部)葛城・吉野(奈良盆地南西部、奈良南部)
第5章 飛鳥ほか
第6章 百舌鳥古墳群・古市古墳群

著者等紹介

今尾文昭[イマオフミアキ]
1955年兵庫県尼崎市生まれ。78年同志社大学文学部文化学科文化史学専攻卒業後、奈良県立橿原考古学研究所へ入所、その後、同研究所附属博物館学芸課長、同研究所調査課長などを経て、2016年定年退職。現在、関西大学文学部非常勤講師。博士(文学)。専門は日本考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

11
朝日新聞奈良版に連載されたコラムを書籍化したものなので、分かりやすく読みやすい。奈良を歩いてて、なんかちっこい山があると思うと大概古墳だもんなあ。箸墓古墳についての記述がやっぱり夢いっぱい。著者は卑弥呼の墓とするのは尚早でないか派。箸墓古墳の「箸」が何を指すかは、食事の箸の記述が出てくるのは奈良平安なので時代が合わない。著者は出雲大社本殿と地上をつなぐ階段を「引橋」と呼ぶので、そこからではないかと主張。出雲大社と箸墓古墳がつながるのはたまりませんな…。2018/12/23

紫羊

10
古墳は解明されていないことが多く、それが余計に想像を豊かにしてくれる。2019/03/01

MASA123

8
本書の序章に「陵墓と古墳の違い」が書かれていて、現代の陵墓認定について言及しています。全体は学術的で作者の主観を入れない記述ですが、「電車とバスを乗り継いてようやく目的の古墳にたどり着いても墳丘に入れないとなると、禁止の看板に向かって思わず、理由を述べよ、と問いかけたくなります・・」とか、主観的な記述(興奮した?)もたまにもあります。 果てしなく続く陵墓と古墳の解説のあいまに「まさか陵墓が動いた」とか、作者の心情がポンと発せられる記述があり、なになに?と、睡魔に襲われていたが、また本に向かうのです。 2022/09/02

とりもり

6
新聞連載コラムを書籍化したとのことなので、一つ一つの話の量が適当で読みやすい。内容は平易ながらも現在の天皇陵古墳のあり方(江戸時代までに治定されたものを変えておらず、最新の考古学的知見が反映されていないことなど)に対する批判的な目線もきちんと盛り込まれており、非常に面白い。陵墓が皇室典範で定められていることもあって、簡単に変更できないとはいえ、あまりに皇室を巡る議論は硬直的過ぎるのではないか。是非本書のような存在がその議論のきっかけになればいいなと思う。★★★★☆2019/01/03

やま

4
題名からして小難しい本かと思いましたが、新聞に連載していたものが元となっているせいか分かりやすく興味深い本でした。天皇陵についてはいろいろな説がありますが、最新の情報を織り込みながら丁寧に解説しています。普段はあまり取り上げられない陵墓もあり始めて知ることも多かったです。近年始まった宮内庁の陵墓立ち入りの様子などが分かり良かったです。2019/02/20

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