出版社内容情報
トランプ氏は突然登場した「異端児」なのか? トランプ氏と同様に中央政治経験を持たずに米国大統領になった人物にスポットをあて、彼らの共通点、登場した背景、対外政策の傾向など、内政・外交を多角的に論じ、米国を取り巻く状況と課題の変遷を探る。
内容説明
2017年、米国史上初の公職経験のない大統領が誕生した。大方の予想を裏切ったトランプ政権誕生は、アメリカの政治が、日米関係が、根本から変わりうることを意味する。私たちが、これまでの日米関係にとらわれずに、いまアメリカ人が望む国益や対外政策とは何か、その背景にあるアメリカが抱える諸問題とは何かを考えるべき時期が来ているのだ。本書は、ワシントンのアウトサイダーであることが国民から評価されて大統領に選ばれた6人にスポットをあてる。アイゼンハワー、カーター、レーガン、クリントン、ブッシュ(子)、トランプ…彼らの共通点、登場した時代背景、対外成策の傾向など、内政・外交を多角的に論じていく。彼らは大きな変化を求める世論が生んだ「時代の寵児」であり、彼らを知ることは、アメリカを取り巻く状況と課題の変遷を知ることになろう。
目次
序章 アウトサイダー大統領とは
第1章 アメリカ経済の変遷と中東
第2章 アメリカと同盟国
第3章 日米同盟の半世紀
第4章 アメリカはなぜトランプを選んだか
終章 アメリカの実像を見据えて
著者等紹介
山本章子[ヤマモトアキコ]
1979年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。沖縄国際大学非常勤講師、沖縄国際大学沖縄法政研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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