朝日選書<br> 古代文明アンデスと西アジア 神殿と権力の生成

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朝日選書
古代文明アンデスと西アジア 神殿と権力の生成

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630353
  • NDC分類 268
  • Cコード C0322

出版社内容情報

古代アンデスでは、文明創造の原動力は「神殿更新」だった。従来の「新石器革命」「都市革命」の発展史観を考古学から問い直す。

内容説明

古代アンデス文明では、本格的な農耕や土器づくりよりも先に、まず神殿が築かれた。同じ場所で神殿の建てかえを繰り返す「神殿更新」によって社会がまとまり経済が発展したことが、編者らがかかわる日本調査団の長年の発掘により明らかとなってきた。一方、西アジア、メソポタミア文明でも、新石器時代に入って間もなくのころ、同様にまず巨大な祭祀センターがいくつも築かれたことがわかった。紛争が断続的に起こるこの地域の周辺で重ねられた地道な調査の成果である。これらの神殿のあり方は従来の農耕を出発点とする経済中心の文明史観では説明できない。文明の形成期に権力はどう発生し、社会階層が形成されていったのか。2つの古代文明を比較しながら考える。

目次

序章 アンデスと西アジア―揺れ動く古代文明への眼差し(なぜアンデスと西アジアか;西アジアの古代文明 ほか)
第1章 西アジアにおける神殿の出現―新石器時代の公共建造物をめぐって(西アジアの神殿;早すぎた発見―チャヨニュ遺跡 ほか)
第2章 西アジア・メソポタミアの都市文明と神殿(メソポタミア文明の成立をめぐって;南メソポタミアにおける都市形成 ほか)
第3章 古代アンデスにおける神殿の登場と権力の発生(古代文明と神殿;神殿の登場 ほか)
第4章 神殿・儀礼・廃棄―聖なるモノとゴミとの間(儀礼と廃棄;饗宴と建築活動 ほか)
第5章 アンデス文明における神殿と社会の複雑化―ワカ・パルティーダ壁画群の分析から(海岸から見る神殿と社会の複雑化;ワカ・パルディーダ壁画群の発見 ほか)

著者等紹介

関雄二[セキユウジ]
1956年東京都生まれ。国立民族学博物館民族社会部教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。専攻はアンデス考古学、文化人類学。79年より東京大学アンデス調査団のメンバーとしてペルー北高地の祭祀遺跡を中心に発掘調査を行なってきたほか、文化遺産の保全と開発の問題にも取り組んでいる。2008年濱田青陵賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Koichiro Minematsu

11
「古代文明の世界大図鑑」のレビューもご参照ください。西アジアという地域の特色は、国の成り立ちとしてアジアとヨーロッパを結ぶ拠点で、歴史的に戦いの絶えない火薬庫と表され、経済的、国家的要素だと思うが、それでも歴史的観点で考えてみるのも良いのかもと思う。だってギルガメッシュ叙事詩は、「永生を求める旅」ですから。2017/10/24

たぬき

0
三内丸山2016/06/29

Junichi Kitazawa

0
望んでも叶えられない夢を叶えたくせに人並みの幸せを望んでボヤいている傍目から見たら不届きだが本人はまじめに悩んでいるようなそうでもないような友人M君が寄稿したというので地元図書館で借りて読んだ。 うむ、考古学を志しながら大学1年目であっさり日和った僕にはいろいろとわからん部分もあるんだが、こういうよくわからん昔のことをよくわからんで済まさずにいろいろアプローチしていこうという研究者のことを考えながら読んでもらえれば面白いんじゃないだろうかと思ったのだった2015/09/21

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