朝日選書
惑星探査入門―はやぶさ2にいたる道、そしてその先へ

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630285
  • NDC分類 445
  • Cコード C0344

出版社内容情報

【自然科学/天文地学】2014年11月30日打ち上げ予定の「はやぶさ2」を中心に、惑星探査機について解説。本来の月・惑星探査の意義、基礎知識や歴史、背景をひもときながら、宇宙現地の様子をリアルに伝える。日本の探査機の技術が他の工業製品に生かされている例なども紹介。

内容説明

本書では、「はやぶさ2」のプロジェクトをとっかかりにして、惑星探査について解説。基礎知識や歴史、背景をひもときながら、本来の月・惑星探査の意義を探る。過去・現在・未来の月・惑星探査の姿を通して、太陽系のでき方、地球の誕生、さらには生命の起源へつながるストーリーが明らかになっていく―。

目次

第1章 はやぶさが残したもの、はやぶさ2が目指すもの
第2章 惑星探査機の基礎知識
第3章 探査はいかにして作られるのか
第4章 惑星探査で宇宙と地球のことがわかる
第5章 これからの月・惑星探査
第6章 新たな流れ
第7章 私たちが進むべき道

著者等紹介

寺薗淳也[テラゾノジュンヤ]
1967年東京都生まれ。名古屋大学理学部卒。東京大学大学院理学系研究科(博士課程)中退。宇宙開発事業団、宇宙航空研究開発機構(JAXA)広報部、(財)日本宇宙フォーラムなどを経て、会津大学企画運営室および先端情報科学研究センター准教授。理学修士。専門は惑星科学(惑星地質学や惑星地震学)、情報科学。宇宙開発事業団では、月探査計画「セレーネ計画」(かぐや)の立ち上げに従事。JAXAでは「はやぶさ」の着陸のときにブログを通して世界中に情報を流した。現在は「月探査情報ステーション」で月・惑星探査情報を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

14
「はやぶさ2」C型小惑星1999JU3へ。太陽系形成当時から変成の少ない物質を回収する事で水や有機物、生命の起源を見つける旅。ロマン溢れるはや2を知る為の一冊。先日、相模原で初号機はやぶさとあかつきを拝見した感動が再現される。平面アンテナやイオンエンジン、リアクションホイール、そして何と言ってもミネルバ・ローバー2とマスコットの着陸機の写真が嬉しい!今度は沢山駆け回る姿を見せてね!爆破探査に寄る宇宙風化の少ない新鮮なサンプルを取得する説明は自分で図を描きイメージをしながら章を進めて読んでいくと楽しい。続く2015/03/10

toshi

5
宇宙開発の中で、月・惑星探査に絞った入門書。 歴史や個々の探査機などについて分かりやすく解説しているけれど、同じネタを切り口を変えて何度も使いまわしている。後半は「それさっき出てきたよ」というのばかり。時系列を中心に整理するなりすればもっとすっきりしたものになると思う。 →続く2015/01/13

にこにこ

2
日本の惑星探査ははやぶさだけではないよ。あかつき、イカロス、セレーネ2など今後のお楽しみがいっぱい。クオーター単位で利益を求められるのと違って長いスパンで大金をかけてやる仕事っていうだけでもイイナ。2015/09/05

ぷくらむくら

1
原罪の探査がこんなに進んでいるんだということを改めて知った。30年前は興味津々だったのに宇宙に目がいかなくなっていたことを気づかされました。2016/07/27

渡邊利道

0
月から始まり、遠宇宙まで至る探査計画の歴史と成果と現在と未来について簡潔にわかりやすく紹介する本。日本が中心だが、世界の事情もきちんと語られている。いろいろな問題に関するやや愚痴っぽい提言もある。それはそれとして「かぐや」の月探査の話や、火星探査の前に、小惑星捕獲計画や資源利用の民間計画があるという話など具体的な話がやはり面白かった。2016/07/22

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