出版社内容情報
シニアならではの旅の面白さがある。70年代の記憶を手繰り寄せながらの国内旅エッセイ。「青春18きっぷ」でローカル線に乗り、シルバーパスを使ってバスで東京を巡り、著者自身の「二十歳の原点」の地・京都に向かう。
内容説明
新ルールの「青春18きっぷ」でローカル線に乗るも大雪に翻弄され、清水徳川家の重臣・村尾嘉陵の旅をなぞろうとシルバーパスを手に東京をひたすら歩き、フェリーのカプセルルームで日本海の揺れに怯え―。70歳を迎え、自らの軌跡を振り返りながら味わう、国内ひとり旅。
目次
第一章 「青春18きっぷ」で只見線に乗る
第二章 『江戸近郊道しるべ』に憧れて、ただ歩く(ちょっとシルバーパス)
第三章 小樽から新潟、敦賀、そして東京へ フェリーとニシンそばの旅
第四章 僕の成田空港物語
第五章 『二十歳の原点』の京都歩き
著者等紹介
下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県生まれ。旅行作家。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、おもにアジア・沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コニタン
3
著者が私より2歳年上で旅行記を読んでましたが、終盤著者自身の学生運動、政治活動を出てきたので、続けて読む気力が失せました。著者に言いたい、旅行記の本を購入したのに著者自身の政治活動など私には興味がない、二度と下川裕治の本は購入しない。2025/05/27
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/45dfaf79-de73-4619-b7c9-ff24ca6d9c50 2025/06/10
yoppy
0
新しい青春18きっぷの使い方を知りたかったが、あまり参考にならず。でも、ローカル線やバスを駆使した、のんびり旅の話は興味深かった。もうちょっといいものを食べてほしいな。参考にならない。2025/06/21