出版社内容情報
性奴隷か売春婦か。両者の主張の矛盾を突きつつ、解決への「第三の道」を提案。第27回アジア・太平洋賞特別賞、第15回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作の文庫化。文庫化に際し、高橋源一郎氏による「記憶の主人になるために」を収録。
内容説明
性奴隷か売春婦か、強制連行か自発的か。両者の主張の矛盾を突きつつ、解決のための「第三の道」を提案。第27回アジア・太平洋賞特別賞、第15回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作の文庫化。文庫化に際し、高橋源一郎氏による「記憶の主人になるために」を収録。
目次
第1部 慰安婦とは誰か―国家の身体管理、民間人の加担(強制連行か、国民動員か;「慰安所」にて―風化する記憶;敗戦直後―朝鮮人慰安婦の帰還)
第2部 植民地支配と朝鮮人慰安婦(韓国の慰安婦理解;記憶の闘い―韓国篇;韓国支援団体の運動を考える;韓国憲法裁判所の判決を読む;“世界の考え”を考える)
第3部 記憶の闘い―冷戦崩壊と慰安婦問題(否定者を支える植民地認識;九〇年代日本の謝罪と補償を考える;ふたたび、日本政府に期待する;支援者たちの可能性に向けて)
第4部 帝国と冷戦を超えて(慰安婦と国家;新しいアジアのために―敗戦七〇年・解放七〇年)
著者等紹介
朴裕河[パクユハ]
1957年ソウル生まれ。韓国・世宗大学校国際学部名誉教授。慶應義塾大学文学部国文科を卒業、早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程修了。学術博士。2005年、『反日ナショナリズムを超えて』で日韓文化交流基金賞、06年、『和解のために』で大佛次郎論壇賞、15年、本書でアジア・太平洋賞特別賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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