朝日文庫<br> 帝国の慰安婦―植民地支配と記憶の闘い

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朝日文庫
帝国の慰安婦―植民地支配と記憶の闘い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022620989
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0195

出版社内容情報

性奴隷か売春婦か。両者の主張の矛盾を突きつつ、解決への「第三の道」を提案。第27回アジア・太平洋賞特別賞、第15回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作の文庫化。文庫化に際し、高橋源一郎氏による「記憶の主人になるために」を収録。

内容説明

性奴隷か売春婦か、強制連行か自発的か。両者の主張の矛盾を突きつつ、解決のための「第三の道」を提案。第27回アジア・太平洋賞特別賞、第15回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作の文庫化。文庫化に際し、高橋源一郎氏による「記憶の主人になるために」を収録。

目次

第1部 慰安婦とは誰か―国家の身体管理、民間人の加担(強制連行か、国民動員か;「慰安所」にて―風化する記憶;敗戦直後―朝鮮人慰安婦の帰還)
第2部 植民地支配と朝鮮人慰安婦(韓国の慰安婦理解;記憶の闘い―韓国篇;韓国支援団体の運動を考える;韓国憲法裁判所の判決を読む;“世界の考え”を考える)
第3部 記憶の闘い―冷戦崩壊と慰安婦問題(否定者を支える植民地認識;九〇年代日本の謝罪と補償を考える;ふたたび、日本政府に期待する;支援者たちの可能性に向けて)
第4部 帝国と冷戦を超えて(慰安婦と国家;新しいアジアのために―敗戦七〇年・解放七〇年)

著者等紹介

朴裕河[パクユハ]
1957年ソウル生まれ。韓国・世宗大学校国際学部名誉教授。慶應義塾大学文学部国文科を卒業、早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程修了。学術博士。2005年、『反日ナショナリズムを超えて』で日韓文化交流基金賞、06年、『和解のために』で大佛次郎論壇賞、15年、本書でアジア・太平洋賞特別賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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金吾

19
慰安婦問題について、強制性があったことと管理に国家が関与しているのは事実と思います。著者の考えに賛同できない部分はありますが、全体的にニュートラルに近いと感じます。このような本を韓国で出版したことに凄まじさを感じます。2025/05/26

フンフン

6
秦郁彦の『慰安婦と戦場の性』とかぶるところが多い。ごくまっとうなことしか書いていない。どうしてこれが名誉棄損で刑事告発になるのか? 韓国って司法も世論に左右される国なんだね。それにしても、著者は韓国語で書いた自著を自分で日本語に書き直したとのことだが、日本語の文才がない。本当に読みづらい。2025/02/23

マッサン

1
慰安婦支援者と否定派との記憶の闘い。そこでは慰安婦の記憶は取捨選択されて聞かれる。記憶の主権は慰安婦には無い。いつの間にか問題の只中に慰安婦は居なくなっている。そんな構造があると看破する本。信田さよ子の紹介で読んだが、良かった。記憶の主権の問題は臨床にも関わる問題。2024/12/30

Go Extreme

1
慰安婦とは誰か―国家の身体管理、民間人の加担 強制連行か、国民動員か からゆきさん→慰安婦 延身隊=慰安婦 少女20万 慰安所にて―風化する記憶: 日本軍と朝鮮人慰安婦 戦場の業者たち 敗戦直後―朝鮮人慰安婦の帰還: 日本人→朝鮮人 死・残留・引き上げ 植民地と朝鮮人慰安婦: 韓国の慰安婦理解 記憶の闘い―韓国篇 世界の考えを考える 冷戦崩壊と慰安婦問題: 否定者を支える植民地認識 九〇年代日本の謝罪と補償 本政府に期待する 支援者たちの可能性 帝国と冷戦を超えて: 慰安婦と国家 新しいアジアのために2024/07/08

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