朝日文庫<br> ねこはすごい

個数:
電子版価格
¥720
  • 電書あり

朝日文庫
ねこはすごい

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 22時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022620606
  • NDC分類 489.53
  • Cコード C0145

出版社内容情報

身近な存在なのに謎がいっぱいの「ねこ」。一緒に暮らしていても、行動や感情表現など不思議に思うこともたくさんある。長年ねこの研究を行っている動物学者が、優れた身体能力や感覚器の鋭さから人間の治癒力まで“すごい”生態を解明。

内容説明

今や人間のかけがえのないパートナーとなったねこ。しかし、身近な存在でありながら、その能力はあまり知られていない。長年フィールドワークを行っている著者が、ねこの卓越した身体能力や感覚器の鋭さから、人間の健康増進の効果など、生態や行動を解き明かす。

目次

第1章 ねこはつよい(ねこは「つよい」生き物;「ネコ科」動物としての狩りの能力;驚くべき身体能力;ねこの牙;ねこのツメ;母ねこは最強?;オスも子ねこの面倒を見る?)
第2章 ねこの「感覚力」(ねこは暗闇なんてへっちゃら;ねこの視力;ねこのすごい動体視力;ねこの瞳;耳で知るねこの気持ち;ねこは、ねこや人の声の聞き分けができるのか?;ねこの嗅覚は人間の約10万倍;cauxin旺盛なオスのねこの尿;ねこのヒゲ;ねこの味覚)
第3章 ねこの「治癒力」(ねこは健康によい?;ねこは心の病も癒してくれる?;社会のなかで活躍するねこたち)
第4章 日本がほこる「ねこ文化」(そもそもねこはいつ、日本にやってきたのか?;招き猫文化;ねこブームは、昔からあった!;現代の「ねこ事師たち」)
第5章 人とねことの共存社会に向けて(不幸な飼いねこをどうやって減らすのか;殺処分されるノラねこを減らすには ほか)

著者等紹介

山根明弘[ヤマネアキヒロ]
1966年兵庫県生まれ。西南学院大学人間科学部社会福祉学科教授。理学博士、生物学者。専門は動物生態学、集団遺伝学など。1989年九州大学理学部卒。国立環境研究所、京都大学霊長類研究所、北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)を経て現職。福岡県・相島にて、7年間にわたるフィールドワークを行い、ねこの生態研究を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

34
既視感を感じながら取り寄せたあと、新書版で読んだことに気づきました。とはいえ改定がされており、特に先生の研究対象であった相島の猫たちが一斉避妊去勢手術を受けるまでのエピソード、そして先生が提案するTNRならぬTVHRに複雑な気持ちを持ちました。外を気ままに闊歩している野良猫の姿はどんどん過去のものになりつつあります。同時にあっという間に死んでいく猫たちのことを思い出すと、過去のものになってもいい気もします。これからもっと考えないといけない課題な気がしました。2022/04/06

おせきはん

31
ねこの生態について様々な視点から解説されています。肉食獣としてのすごさに改めて驚く一方で、避妊去勢をしなければ共存できなくなってしまった人間とねこの関係には、複雑な思いを持ちました。2022/07/17

コジ

22
猫の能力や行動などの学術的説明を非常にわかりやすく説明してくれている。単行本として発売されたのが2016年なので最新情報は得られないが、猫識入門書としては十分な内容。これを読むと猫の凄さより、動物としてのヒトの情けなさを実感する。ねこはすごい?はい、ねこはすごい…可愛いです!2023/04/25

みこ

20
ある程度定期的に刊行され、そして定期的に買って読んでしまう猫本。今更タイトルで凄いと言われてもこれだけ人々(というか私)の心を鷲掴みにしているのだから凄いのは知っている。相変わらず猫の魅力満載だが江戸時代の猫ブームや日本における猫文化などの紹介が目を惹いた。2022/03/24

ともブン

9
ねこはすごい、異論なし! 暗闇でも働く動体視力と引き換えに失った色覚のことや、癒しを与えるがゆえに無責任に人間が引き起こしてしまう地域問題など、猫だけじゃなくて人間へも広がりのある本だった。 人間が猫と永く共生できるためには、長期的な取り組みが必要とされているんだということ、今行われていることが最善ではないことも踏まえて課題が多い。 それにしてもねこはすごい!当事者はそんなこと知らないよって顔で私のお気に入りの椅子ですやすやと眠っているけれど。2022/07/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19255991
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。