出版社内容情報
【文学/日本文学評論随筆その他】ももクロ公式記者による活字ドキュメントシリーズ、待望の文庫化! 第1弾となる本作は、「紅白出場」という夢をともに誓ったメンバーとの別れを乗り越え、日本中を熱狂させるグループへと急成長を遂げた2011年春?13年夏まで。
小島和宏[コジマカズヒロ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
12
自分は〝モノノフ”ではありません。それどころか、「ももいろクローバーZ」というグループ名は知っていたものの、この本を読む前までは曲をまともに聴いたことがありませんでした(このシリーズを読んで以降、聴きましたが)そんな自分が何故、この本を手に取ったのか。それは著者が小島和宏だったからです。2008年に刊行された『ぼくの週プロ青春記』が、とても面白かったので、それを覚えていて、この本が文庫化されたのを機に、興味を惹かれて、この本を手に取りました(続く2019/02/05
へい
1
個人的にはかなり想いが先行しすぎていて客観性にかけるルポが好きではない。それでもここまで人の心を動かすももクロさんの演出の上手さに驚く。プロレスを見たことはないのだけれどうまいことアイドルにプロレスの要素を組み込んで見事に成功した興行なんだなと思う。まあそんな分析はどうでもよくももクロさんの軌跡を文章を通して辿ることができたのはよかった。高城れにさんの感想文がとてもよかったし、ももクロさんが応援してくなる人の気持ちは理解できた。きらびやかなアイドルでありながらかなり泥臭く汗臭いことをやってきたんだな。2021/07/09
mushimatsu
1
文庫版にて初読。情報として何となく知ってはいても体験できなかった熱を正に追体験。騒いでナンボってのはわかる、バランスが大事ってのもわかる。その中心にももクロがいることが重要2019/08/13
特務機関NERV 神戸支店 法人営業課長
1
この時期に再読。なんだろう、涙が止まらない。2018/11/22