出版社内容情報
【自然科学/自然科学総記】日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子と、野生パンダの撮影に世界で初めて成功した動物写真家の岩合光昭。黒柳徹子の軽妙なエッセイと、岩合光昭の100点を超す豊富な写真、二人の対談で「パンダ」の魅力を紹介するフォトエッセイ集。
黒柳徹子・岩合光昭[クロヤナギテツコ イワゴウミツアキ]
内容説明
日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子と、日本人として初めて野生パンダの撮影に成功した岩合光昭。日本を代表する「パンダ通」の二人が、可愛くて不思議な動物、パンダの魅力を紹介。100点を越す豊富な写真とエッセイ・対談もついた、パンダ愛あふれるフォトエッセイ。
目次
第1章 パンダの思い出(パンダの文献をお持ちですか?;パンダ発見者 ほか)
第2章 岩合光昭パンダ写真館
第3章 パンダ通対談(初めてのパンダ撮影;パンダの歯 ほか)
第4章 海を渡ったパンダたち(写真・岩合光昭/岩合写真事務所)
著者等紹介
黒柳徹子[クロヤナギテツコ]
東京都乃木坂生まれ。女優。1984年、ユニセフ親善大使就任。日本パンダ保護協会名誉会長
岩合光昭[イワゴウミツアキ]
1950年東京都生まれ。地球上のあらゆる地域をフィールドに撮影を続ける動物写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
43
癒された。もちろんパンダに癒されたけど、徹子さんのパンダ愛にもものすごく癒された。徹子さんもなんか、独特な生物な感じがありますもんね、パンダに負けず劣らず。例えば、職場に向かう車内で密室なのをいいことに意味不明な言葉を大声で叫んでしまうくらい疲弊している年度末な私に、とても優しい本でした。関係ないが最近ぱんだの森というアプリにもかなりお世話になっていて、パンダの癒しの力には尊敬の念すら覚えます。2018/03/18
hnzwd
42
動物写真家である岩合さんの撮った世界のパンダ達と、日本を代表するパンダ通である黒柳徹子さんとの対談。パンダのどこが可愛いのかを巡る二人の対話が、妙に具体的でパンダへの愛を感じられました。あまりにも可愛さに溢れてて、自分の中の隠れたパンダ愛を発見しそうに。。2017/05/24
Inuko
10
黒柳さんの文章は、率直な語り口と、大笑いしたいくらいの可笑しさと生真面目さが同居している感じが昔から大好きだ。今はネットで何でも調べられるけれど、それがない時代に、黒柳さんは新聞に投稿するなどして資料を集め、自分の足も他人の足も使ってパンダ研究を進めてきた。その熱量に感服。写真家 岩合光昭さんとの対談がまた充実していて、野生パンダの撮影の話はこの本で初めて知った。パンダはどうしてこんなにかわいいの?という問いに、たくさんのキーワードを見つけることができた。もうすぐ旅立つパンダたちの幸せを心から願う(涙)。
リアム
5
パンダ通対談がとにかくおもしろい!よくあるパンダ本には載っていない内容を知り得て、自分もパンダ通になれたかも。2017/10/16
AMOROS
5
パンダに対する愛情が溢れていて、自然と笑みがこぼれてくる。2017/03/25