朝日文庫<br> 1945年のクリスマス―日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝

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朝日文庫
1945年のクリスマス―日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 394p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022618573
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0123

出版社内容情報

日本の女性が幸せになるために必要なことは何か。23歳の若さで日本国憲法GHQ草案の作成に加わり、現在の人権条項の原型を書いた女性の自伝。50年ものあいだ口にすることができなかった、日本国憲法草案作成9日間の迫真ドキュメント!

内容説明

「女性が幸せにならなければ、日本は平和にならないと思った。男女平等は、その大前提だった」10年間日本で育ち、アメリカで終戦を迎えた著者は、22歳の若さで日本国憲法GHQ草案の作成に参加、現在の人権条項の原型を書いた。文庫化に際し、ジョン・ダワーの寄稿を増補。

目次

プロローグ 再会―一九四五年一二月二四日
1 焦土の日本に帰る
2 父と母の町・ウィーン
3 乃木坂の家の日々
4 大戦下のアメリカで暮らす
5 日本国憲法に「男女平等」を書く
6 既婚女性とやりがいのある仕事
7 新しい道 アジアとの文化交流
エピローグ ケーディス大佐と日本を訪れて―一九九三年五月
ベアテさんとの出会い―あとがきにかえて

著者等紹介

ゴードン,ベアテ・シロタ[ゴードン,ベアテシロタ] [Gordon,Beate Sirota]
1923年オーストリア・ウィーン生まれ。29年、5歳の時、ピアニストの父に伴い来日。その後10年を日本で過ごす。39年、単身渡米。大学卒業後、戦争情報局やタイム誌で働く。45年、GHQ民政局のスタッフとして再来日、日本国憲法草案作成などに携わる。47年渡米(帰国)。以後、ジャパン・ソサエティ、アジア・ソサエティのディレクター等をつとめた。2012年逝去

平岡磨紀子[ヒラオカマキコ]
1946年大阪府生まれ。ドキュメンタリー工房取締役プロデューサー。「今、カブトガニが危い!」(日本民間放送連盟優秀賞)、「渚からの報告」(ギャラクシー賞)、「私は女の幸せを憲法に書いた」(同連盟賞活動部門)、「おっぱいをほしがらないで―アジアのエイズ孤児と母子感染」(放送文化基金企画大賞)など作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

280
ベアテ・シロタ・ゴードンの自伝。この人は、副題にあるように日本国憲法の男女平等の実現に尽力した。この資料だけを信じていいものかどうかはわからないが、少なくともここではGHQ傘下のわずか25人(代表ホイットニー准将)が憲法の草案に従事し、しかもそれがわずか9日間(1946年2月4日~12日)の作業であったと伝える。日本側も戦後、GHQの命を受けて新憲法の準備をしていたが、その内容は「国体護持」、すなわち天皇親政を守ることに専念していたようで、当然ながらGHQの入れるところとはならなかった。⇒2024/11/25

mariya926

128
友人が帰国する時にくれた本でしたが、なんとサイン本でした。しかも断捨離した時に、今まで読んでいなかった事を発見しました。なかなか興味深い自伝本でした。今まで憲法にあまり関心がありませんでしたが、22歳のユダヤ系であり日本で育った女性によって、女性の権利が考えられた事に驚きました。また「国家神道が、日本の世界征服の侵略の精神的バックボーンになっている」というのも、納得しました。憲法に興味がある人や、世界の芸能がアメリカで公演される仕事に関心がある方にとって、とても興味深い本だと思います。2022/08/01

たらお

25
敗戦後、日本人がつくった憲法がこれまでと大差のないものだったことに危惧を抱いたGHQが不眠不休の1週間で書き上げた現在の憲法。男女平等の権利に関わるところは弱冠22歳のオーストリア国籍の女性が考えたということに驚く。彼女が5歳から15歳までの10年間を日本で暮らしており、日本語ができたことと、当時の女性の立場の弱さを知っていたこと、そして日本を愛していたことなどを考えると、巡り合わせがよかったとしか言いようがない。日本の女性の権利を獲得するために、泣いて闘ってくれた外国人女性の自伝。2018/02/14

michel

22
★4.3。国家権力を超えた、一人の女性の自叙伝。憲法改正が論議される今、読んでおくべき一作。終戦後の混乱期、いかに日本国憲法が起草されたのか…GHQがいかに係わっていいたのか。守秘義務を守り続けたベアテさんが当時の詳細を語る。日本の女性の人権を築くため奮闘した彼女の強い生きざまに敬意を抱く。一女性の立場から、彼女の功績に賛辞を贈りたい。彼女がGHQ民生局に在籍していなければ、今日の女性たちはどんな生き方を強いられていたことか。それは、日本を全く違った国家にしていたことだろう。2020/03/28

イボンヌ

14
憲法が押し付けられたと信じてる人に読んで頂きたいかな。2018/08/07

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