出版社内容情報
【社会科学/社会科学総記】ホームレスのありのままの姿。社会からドロップアウトした人だけでなく、精神病疾患や障がいを持つ方たちにも焦点をあてる。うつ病、DV、派遣切り、認知症……。20年以上、ホームレス支援を続ける精神科医が現場の現実を活写する。
内容説明
現代日本の現実は「路上」から見えてくる。彼らはなぜホームレスにならなくてはいけないのか。うつ・DV・認知症・派遣切り…、私たちの半歩だけ隣にある現実を、20年以上ホームレス支援を続けている精神科医が活写した魂のルポルタージュ。彼らは希望を見いだせるか。
目次
1章 死ななくてもよかった
2章 家族の形
3章 派遣切りの末に
4章 認知症者の行く先
5章 アルコール依存症
6章 知的障がい
7章 統合失調症
8章 希望
終章 私が野宿の人とともにいる理由
著者等紹介
森川すいめい[モリカワスイメイ]
1973年、東京・池袋生まれ。精神科医。鍼灸師。医療法人社団翠会みどりの杜クリニック院長。老年期の内科・精神科の往診や外来診療を行う。2003年にホームレスを支援する団体「TENOHASI(てのはし)」を立ち上げ、08年NPO法人化、理事として東京・池袋で炊き出しや医療相談などを行っている。09年認定NPO法人「世界の医療団」東京プロジェクト代表医師就任。11年同法人ニココロプロジェクト代表医師として東日本大震災支援活動を開始し現在も継続。13年同法人理事就任。一般社団法人つくろい東京ファンド理事。NPO法人認知症サポートセンター・ねりま副理事。NPO法人メンタルケア協議会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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