内容説明
子役、女優、政治家までマルチに活躍した著者が、長年人生を共にした母・幸子さん。彼女に囚われ縛られてきた日々を整理し、分析しながら振り返るエッセイ。家族とは何かを考え直すための思索に満ち、母娘関係に悩む人にとってヒントともなる画期的な記録。
目次
第1章 愛してほしいねん
第2章 娘の記憶から
第3章 母の記憶から
第4章 仕事をめぐって
第5章 経済をめぐって
第6章 恋愛をめぐって
第7章 念のために
著者等紹介
中山千夏[ナカヤマチナツ]
1948年熊本県生まれ。作家。名子役として有名に。70年代には俳優、司会者、声優、歌手として活躍、文筆でも79年から3期連続して直木賞候補になるなど、多才ぶりに注目が集まる。80年から参議院議員を一期務める。現在は著作業に専念。女性解放運動や人権問題の社会運動家としても著名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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