内容説明
「人を育てること」ほど、奥深い仕事はない。自発的に仕事に取り組む部下は、どうすれば育成できるのか。部下の「やる気」が生まれるために必要なこととは?「場づくり」をキーワードに人材開発コンサルタントとして30年以上のキャリアを誇る著者がその具体的スキルを開陳する。
目次
第1章 部下の「やる気」について考える
第2章 部下のやる気が芽生える「場づくり」
第3章 日常で部下が育つコーチング・シナリオ
第4章 「やる気」を高めるコーチング・スキルのポイント
第5章 チームの士気を高めるファシリテーション・スキル
第6章 自分を動機づけるセルフ・コーチング
著者等紹介
菅原裕子[スガハラユウコ]
有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事。社員一人ひとりの能力を開発することで、組織の変化対応力を高めるコンサルティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiki
5
コーチングとファシリテーションの活用により、部下のやる気を目覚めさせる。ぐでは、部下の話を聞き、過剰な干渉を避け、選択肢を増やす質問をすること。省略された言葉を部下に言わせる質問は、自身が思っていたことを強く認識させることができる。それを褒めることで自身がつく。グループで力を発揮させる手法としてファシリテーションが有効。部下から発言させ、褒め、その発言を利用して議論を進める。会議で上手にファシリテーションが行えるようになると全員に経営の考えなどを理解させることができる。2019/11/04
♡kana*
4
特に新しいことはなかったなぁ2019/10/22
かりん
3
3:《部下の選択肢を増やす》積読本整理。いかに実践するか。メモ→報酬そのものは与えられなくても、参加し、求めるものをつくりだす「場」を与える/マネージャーとして部門を管理するときには、必ずしも部下の話を聞くことが仕事ではないこともあります/ビジョンを語ることとともに、もうひとつ重要なことは、社員にビジョンを語らせることです/ぐたいてき…具体的、達成可能、意欲的になれる、定量的、記録可能/コーチングは、相手の無意識に働きかけ、選択肢を増やしていくことで自動的にやる気になりやすい思考回路を作る方法/なぜ→何が2023/12/05
ふーいえ
1
今の40代以上でこの本の内容を出来ている人はほとんどいないと思う。勉強になった。2013/10/31
いっちー
0
上司は聞き上手じゃなきゃ………!?話を聞いてくれる上司は部下に安心感を抱かせ勇気を与える。コーチングの目的は部下の自立を促すこと。生き生きと輝いて仕事をしている人はそれをやらされ感なく自分の仕事として取り組んでいる、そんな人を育てなければならない。だから部下がたてた目標の達成に向けて部下自身が解決に向かうようコーチすることが大切。ビジョンを語ることも重要で「今夜はカレーを作ろう♪」と自分が作ろうとしているメニューが何であるかをきちんと語ることと同じ!分かりやすい~♪フィードバックも忘れずに♪2012/06/10