朝日文庫
アメリカにおける秋山真之〈中〉米西戦争を観る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 441p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022616487
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

内容説明

スペインに勝利したアメリカは大胆にも次の仮想敵をイギリスと定め、海軍大拡張計画を挙国一致で推進する。カリブ海海戦に立ち会い、この荒々しい息吹を肌で感じとった観戦武官・秋山真之は、来るべきロシアとの決戦を胸に秘め、あるべき日本海軍の戦略に思いを馳せる。

目次

第9章 七月三日の海戦を見る
第10章 サンチャーゴ・デ・クーバの陥落
第11章 極秘諜報第百十八号
第12章 「東去我踏六〓(き)山頭雪。西留君哦太平洋間月。」
第13章 小村寿太郎との対話
第14章 名将のかたわらで新戦場を巡航する
第15章 武人の鍛錬した竹刀ひとふり

著者等紹介

島田謹二[シマダキンジ]
1901年東京生まれ。東北大学卒業。東京大学教授、パリ大学客員教授その他を歴任。比較文学専攻。文学博士。文化功労者。70年に本書にて日本エッセイストクラブ賞受賞、90年に『ロシヤ戦争前夜の秋山真之』にて菊池寛賞受賞。ほか、主な著書に『日本における外国文学―比較文学研究(上・下)』(日本学士院賞受賞)など。93年4月逝去。同年5月、正四位勲二等瑞宝章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鈴木貴博

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中巻。引続き米西戦争視察、新駐米公使小村寿太郎との対話、米国海軍との交流と中米各地の視察などを通じ、後に繋がる見識を養っていく。2021/11/21

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