内容説明
定年を迎え、子育てなどの役割を終える六十代は、生き方が大きく変わる「人生の転換の時」。本書は、夫婦のあり方など様々な課題に向き合う男女44人の“六十代の本音”に迫ったルポルタージュである。「朝日新聞」家庭面で大きな反響と共感を呼んだ連載コラム、待望の文庫化。
目次
一人で遊べる山が欲しかった
夫次第で、定年後はこんなに違うのね
俺には、人生をまた変えてみる、きっかけにすぎない
結婚を前提にしないお付き合いをすればいい
私は自然の中で暮らしたいのよ
あなたは一人で老人ホームに入ってください
一人で食べるホカ弁も悪くない
あっ、いたんだ、一番近くにこの人が
男は皆、こうして自分を飼い馴らしていく
妻の宣言〔ほか〕
著者等紹介
久田恵[ヒサダメグミ]
1947年北海道室蘭市生まれ。上智大学文学部社会学科中退。1990年、『フィリッピーナを愛した男たち』で第21回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。花げし舎主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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