朝日文庫
昭和陸軍の研究〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 637p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022615008
  • NDC分類 396.21
  • Cコード C0131

内容説明

昭和陸軍はなぜ多くの錯誤を犯したのか。国家を滅亡の危機におとしいれ、自らを解体に追い込み、国民に過酷な運命を強いた昭和陸軍とはどのような組織だったのか。そもそも太平洋戦争とはなんであったのか…500人余の関係者の証言と豊富な資料から、その解明を試み実像を描いた著者渾身の力作。

目次

第1部 昭和陸軍前史―建軍からの歴史
第2部 昭和陸軍の興亡(張作霖爆殺事件と関東軍の陰謀;関東軍参謀・石原莞爾と満州事変;満州建国と陸軍軍人の錯誤;皇道派と統制派―二・二六事件の二つの顔;二・二六事件の判決はいかに誘導されたか;中国国民党からみた「抗日戦争」;八路軍に加わった日本兵の日中戦争;日本兵はなぜ蛮行に走ったか;張鼓峰事件と日本人捕虜の人生;ノモンハン事件、語られざる愚挙 ほか)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年北海道生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家・評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で『昭和史講座』の刊行を続け、闇に埋もれた人々の証言や貴重な史料を伝えるなど、一貫した昭和史研究の仕事が高く評価され、第52回菊池寛賞を受賞。また、医学・医療、社会事象、教育をテーマにした著作も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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