内容説明
「平成三十年」、抜本的な改革を怠れば、日本はどのような姿になってしまうのか？―硬直した、悪しき官僚政治から脱却し、経済を再生へ導くために、我々が進むべき道を堺屋太一が示す。ベストセラー小説『平成三十年』の主張をより具体的、実践的に伝える、低迷する日本への提言集。
目次
プロローグ どうなる「平成三十年」
第１章 なぜ日本はダメになったか
第２章 新時代とはどういう時代か
第３章 ＩＴ革命
第４章 官僚政治の脱却
第５章 経済再生への道
エピローグ 改革は小さくいって大きく行う
著者等紹介
堺屋太一［サカイヤタイチ］
１９３５（昭和１０）年、大阪市生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省に入省。通産省時代に、日本万国博覧会を企画、開催にこぎつける。その後、沖縄海洋博、サンシャイン計画の推進などに携わる。１９７８年通産省を退官後、執筆・テレビ・講演と幅広い活躍を続ける。１９９８年７月経済企画庁長官に就任、２０００年１２月に退任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
2
明治維新から終戦まで、強兵で一気に先進国入りと転落。戦後、経済で一気に先進国入りから、金融破綻による経済危機、孤立化に向わないための努力は「友愛」で果たされるか？2004/05/13
だろん
1
自画自賛は割り引いても、小渕内閣のことは認める。小泉政治が米国を後ろ盾にしたポピュリズム政治で、国民にとってはその中身がなかったのも実感するところ…2014/03/11
つっちー
1
官僚政治の脱却。リスクと共存する世の中。ネットよりマインド！2012/05/26
naoto
1
明治維新から太平洋戦争までと、終戦から平成30年が同じ期間なんだそうです。あと10年で、平成30年ですね。2008/09/15
