出版社内容情報
7カ月にわたりお楽しみいただいてきた、長谷川町子の傑作漫画集。最後にお届けするのは、懐かしい名作『仲よし手帖』。昭和24年から26年まで、雑誌「少女」に連載された作品で、主人公のおてんば3人娘の元気あふれる物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gen Kato
2
ほんわかギャグを楽しみつつ戦後の風俗史に触れられる。長谷川町子は簡潔に見えて緻密な絵を描いているなあと再確認。それから仕事が丁寧(モブのおじいさんおばあさんたちの顔がすべて描き分けられている!)。舞台は終戦直後ですが、主役の三人娘の生活は作者自身の女学校時代が投影されているんでしょうね。2015/03/24
westwing
1
広島に旅行にいったら、ひろしま美術館で長谷川町子展をやっていた。サザエさん、いじわるばあさん、エプロンおばさんなどの懐かしい作品に加え、初期のものらしい本作品。30年間以上連載を続けたサザエさんの前身かと思ってしまう、そそっかしいマツコとウメコとタケコ。60年前の作品でも、笑えるツボが同じところがすごい。 長谷川町子が、田河水泡の弟子だったこと、姉妹社が、町子の姉の会社だったことを知りませんでした。 次は、新幹線隣の席で娘が読んでいる、よりぬきサザエさんだ。2016/08/13
moran
0
ほのぼのと、うめこさん、たけこさん、まつこさんの学校でのたのしいお話。こどもは、あ!さざえさんだ!といっていたけど、ちがうんだなー。2017/07/31
水色さくら
0
◎2012/09/01
necoko19
0
購★★★2008/10/31