内容説明
「ネオ・ファウスト」「ブラックジャック」…人びとに夢を与えつづけた生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
11
手塚治虫の天才&変人ぶりをメッチャ面白く描いた「ブラック・ジャック創作秘話」を読みながらふと思ったのが、吉本浩二氏は手塚プロの中を、まるで見てきたかのように実に細かい部分まで描写していて驚くのだが、一体どんな取材をすればあんな細部まで聞き出す事ができるのだろうか、と思ったら、実は本書が「ネタ元」だったのだ。本書は、手塚のアシスタントを17年間に亘って務めた伴俊男氏が手塚プロと協力し、手塚の生涯を描いた伝記マンガ、の後編である。2022/02/05
あお
10
「少しは休んでくれ」と読みながら何度思ったことか。彼の仕事ぶりは徹夜寝ないの当たり前で、殺人的なまでの仕事量をこなします。この圧倒的なまでのエネルギーはどこからくるのか?漫画を奥さん、アニメを愛人と例える彼の言葉通り、とにかく両者を愛してたからなんだろうと思います。海外で賞を獲ったときに、審査員が手塚のトレードマークのベレー帽を被って祝福する場面はとても感動しました。映画「ビューティフルマインド」で主人公がノーベル賞を獲ったときに、教授たちが主人公に自分の万年筆を手渡すシーンを思い出しました。2015/02/15
kokada_jnet
8
手塚プロの関係者が書いているということで、「神様」らしからぬ生生しいエピソードも多々。80年代の手塚先生は、漫画家としてはまだまだ現役だったが。24時間テレビ内のスペシャルアニメで、毎年、時代遅れのアニメを作っていたのは、正直イタかったなあ。あと、大半の登場人物がが実名で登場しているのに、宮原照夫を「M]壁村耐三を「K」など。一部の編集者がイニシャル表記なのは、意味がないと思うし、混乱を招くだけだろう。2013/07/21
H
3
手塚治虫は天才である それ以外の言葉はありません2022/05/28
絵具巻
1
文京区立水道端図書館で借りました。2017/11/13
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