内容説明
江戸の町はほとんどが武家屋敷。残りわずかの土地に庶民が住むという江戸の生活の仕組みはどうなっていたのか。男と女の風呂風景、物売り、花見どころ、火消人足の活躍、趣味に生きるご隠居たち、しゃれ男の同心、子育てと、宵越しの金を持たず、通でいきな江戸人の生き方を各方面から覗く。
目次
第1章 江戸の俯瞰図
第2章 江戸の裸天国
第3章 賄賂ですくわれた江戸の治安
第4章 花を咲かせた隠居たち
第5章 江戸の花鳥風月
第6章 江戸のゴミとリサイクル
第7章 子育て・昔と今
第8章 世界一の江戸の火事
第9章 旅には五難あり
第10章 レジャーは信仰の旅で
第11章 地に落ちた武士道
第12章 権威をカサにきた大名行列の旅
第13章 明治の架け橋は鉄道だった
第14章 広告をうまく使った頭のいい男たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
31
生まれ変わるならば江戸の商人かハイ・カーストのインド人が良いなあ、と思っています。ともあれ江戸時代の風俗慣習をかいつまんで記してくれたこの本は楽しいです。湯屋の成り立ち、ごみがほとんどない理由などはよく言われて、よく書かれることですけれども、それを時間軸でおって書いてあるのでわかりやすくて面白いです。身分制度の厳しい社会であると同時に、それを捨て去る場がある。そこに武士社会の融通と危なさも感じますが、それは少し見る角度を変えるとどこの社会でも見ることのできる人の機微なのかもしれません。2018/02/12
オリーブ
12
住居、風呂、治安、花鳥風月、ゴミとリサイクル、子育てと学び、旅、など江戸風俗満載の一冊。歩き、馬だった江戸時代から明治に入って汽車へと移動手段の変化、世相の移り変わりで当時の人たちは未来に向けて毎日が驚きと戸惑いだっただろうけど夢のような毎日でもあったんだろうなと羨ましくさえある。発想の転換など常識を覆す試みが思わぬ可能性に繋がるのは現代でも同じこと。江戸時代ならとうに隠居の身、いやもしかしたら死んでる?ような年齢の私。日記を書くようにブログを書き綴っているけど、そろそろ自分史を薦められる年齢なんだな~2018/02/13
果てなき冒険たまこ
2
著者さんは電通退社後に著作業を始めた人らしくて趣味でいろいろ勉強してるんだろうなという感じ。肩の力の抜けた感じで江戸期の文化や風俗を語るのだけどそれに比べて現在の〇〇はという項目も嫌味なく入れてくるのは手慣れた作業なんだろな。考えてみると以前の江戸を語る的なものってこんなテイストの本だ多かったような気がするな。何だか懐かしいようなイラつかせられるような(笑)軽く読む分には十分楽しめる。2024/11/28
たーくん
0
通で粋な江戸人の生き方を各方面から覗く。 2009/04/30
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