内容説明
ヒマラヤはいつ、どのように形づくられたか?アルプスとの違いは?中国に地震が多いのはなぜか?地球科学者の目で巨視的に見たユーラシア変動帯の全容とナゾ。大興安嶺探検から発し、カラコラム・パミール・コンロン・天山・雲南・アルプスへと連なる、著者のフィールドワークの集大成。
目次
1 白頭山を越えて満州へ
2 白色地帯―大興安嶺探検
3 インダス峡谷の旅
4 カラコラムからヒンズークシへ
5 アルプス縦断旅行
6 地上900キロから見た中央アジア
7 日本砂山列島
8 雲南地震紀行
9 寧夏地震紀行
10 西夏王国
11 タクラマカン砂漠をめぐる山やま
12 日本列島ヒマラヤ論