内容説明
小学校は形だけの卒業、中学は中退…。少年は期待と不安を胸に単身アフリカへ渡り、スワヒリ語の学習を通して“学ぶこと”の意味を発見する。素肌のふれあう暮らしのなかから、探し求めていた心の師に出会うまでの精神の軌跡を綴るとともに、強者より弱者の世界を、と訴える青春の記。
目次
第1章 15歳―マイナスからの旅立ち
第2章 歴史との出逢い
第3章 神父と少女アミィの神々
第4章 別れ―確信を抱きしめて
第5章 マイナスの共有
第6章 師を求めて―みかえりなき出逢い
第7章 歴史のペースメーカーに向かって