朝日文庫<br> 青春は疑う―ボクラ少国民の終焉

朝日文庫
青春は疑う―ボクラ少国民の終焉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022606631
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

戦争末期の狂気と頽廃の入り交じった世相の中に、かけがえのない青春前期を送った少国民世代。思い込み、思い込まされてきた正義が覆った8・15体験を中心に、民主主義思想の原点を自らに問いかける執念の一冊。著者の原点を示す半生記。

目次

1 戦争をしているんだぜ!
2 いなかには戦争がない?
3 陛下のために死ねます!
4 神の子は苦しんでいる?
5 ガラクタもたたかえる!
6 神風はかならず吹くか?
7 宇宙の真理はやぶれた!
8 民主主義は生きていく?
9 ヒロヒトを処刑しよう!
10 それでもおとなになる?
11 戦争中じゃないんだぜ!
12 要注意人物は哲学する?
13 「赤い箱」がよみがえる日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マサキ

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東北へひとり旅のお供に読了。敗戦を迎えた少年のまっすぐな思想と大人への糾弾。山中児童?読み物が好きでよく読んでましたが、ここに芯の強さの原点が!そして偶然ですが、震災の衝撃、それまでの思想の転換、そして忘却の過程。似てません?2013/08/31

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