朝日文庫<br> 世界名画の旅〈4〉ヨーロッパ中・南部編

朝日文庫
世界名画の旅〈4〉ヨーロッパ中・南部編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022605498
  • NDC分類 723
  • Cコード C0171

内容説明

アトランティスの謎秘めたサントリーニ島壁画、ゲルニカ安住の地、ヘミングウェーとミロの出会い、朝日新聞記者が訪ね歩く、名画をめぐる物語。

目次

ボクシングをする少年 サントリーニ島壁画
神秘の小羊 ファン・アイク
聖ヨセフ像・聖カテリーナ像 バン・デル・ウェイデン
大使たち ホルバイン
トレド風景 エル・グレコ
2人の息子たち ルーベンス
アルカディアの牧人 ブッサン
宮廷の侍女たち ベラスケス
無原罪のお宿り ムリーリョ
裸のマハ ゴヤ
死刑囚監房 ムンカーチ
死(3部作のうち) セガンチーニ
自画像 ピカソ
ゲルニカ ピカソ
接吻 クリムト
風の花嫁
ココシュカ
農場 ジョアン・ミロ
喜劇的・幻想的なオペラ「船乗り」から、闘いのシーン クレー
聖アントニウスの誘惑 ダリ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっと

20
シリーズ第4集はヨーロッパ中・南部編。登場する作品はピカソ「ゲルニカ」、ココシュカ「風の花嫁」、ダリ「聖アントニウスの誘惑」、ゴヤ「裸のマハ」、ベラスケス「宮廷の侍たち」他。一枚の絵に纏わる裏話から他の作品にまで拡がる構成が読みやすく、自分のような素人にはありがたい。「聖アントニウスの誘惑」のコンテストの話には思わず「へぇー」。バーゼル美術館所蔵で門外不出の「風の花嫁」はそのためだけに30年近く前に1泊2日でバーゼルに立ち寄った思い出深い作品だったが、できればもう一度観に行きたい絵の一つ。第5集も楽しみ。2023/08/09

AKO

3
第二次世界大戦時、信長の行った『名物狩り』のようにナチスドイツによる美術品の略奪が横行しており、その当時に美術品を保管していたといわれるオーストリア山中のアルトアウスゼ塩坑の話や、ルーベンス、ベラスケス、ゴヤ、ピカソ、クリムトなどのヨーロッパ中・南部にゆかりのある画家を巡る旅。50ページで取り上げられたスイスのナテーという町にあるという頭蓋骨でできた骨の家という納骨堂は衝撃的。パリの地下にあるカタコンブ・ド・パリという地下墓地のような感じで、悪趣味ではあるけど、芸術的なものを感じる――。2022/07/18

m

2
好きなシリーズ。セガンティーニの話は五郎さんのYouTubeで以前見たので親近感。どんどんと標高の高い所に引っ越す画家。クリムトやシーレあたりの絵を好きになる日はいつか来るのだろうか。2023/06/28

araosanto

1
グルベンキアン、王女マルガリータ、アルマなど魅力のある人物を知ることができ、興味がわいた。2021/04/08

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