内容説明
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」―野球は理にかなわぬことを多くやった方が負けるという著者の経験則を、実戦のさまざまな状況で検証しながら公開。日本プロ野球の知的レベルのアップのために!
目次
負けない野球とは
1 「歩」を「金」に使ってこそチームは生きる
2 プロは「仲悪しきこと」こそ美しい
3 監督の仕事は「見つける」「生かす」「育てる」だ
4 考える野球から情報野球へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@80.7
18
ID野球を明確に持ち込んだヤクルト監督時代は面白かった。いつまでも元気にボヤいて欲しいね。2015/09/30
たーくん
7
再読→→→「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」―野球は理にかなわぬことを多くやった方が負けるという著者の経験則を、実戦のさまざまな状況で検証しながら公開。日本プロ野球の知的レベルのアップのために! 2018/02/02
葛
1
昭和62年4月20日第1刷発行 著者:野村克也 発行者:八尋舜右 印刷製本:凸版印刷株式会社 発行所:朝日新聞株式会社 定価360円 編集:図書編集室 販売:出版販売部 カバー絵:砂川しげひさ カバー装幀:伊藤鑛治 表紙・扉:伊藤鑛治2020/02/16
蜂蜜ヨーグルト
1
受けた印象としては、自信と不安が同居した緊迫状態を持つことこそプロなのでは、ということ。そして実力が発揮されて自信が上回り始めると、自分のペースで成果を生み続けることができるようになるのだと思った。プロはやるべき事をやれば実力がつくことと同時に「神のみぞ知る」領域も認めるから、傲ったりはしない。 正解を出すことが難しい世界で、これだけ結論を断言できるのがすごい。繰り返されているのは、頭を使うことと苦労を重ねることで、野村元監督を表す言葉でもあると思う。ご冥福をお祈りします。2020/02/16
yuu
0
勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。まさにその通りだと思う。書かれたのは昔だが現在にも通じるものがある2011/08/11