朝日文庫<br> 底のぬけた柄杓 - 憂愁の俳人たち

朝日文庫
底のぬけた柄杓 - 憂愁の俳人たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022601988
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カツェ

1
杉田久女、富田木歩、岡本松浜、渡辺つゆ、尾崎放哉、高橋鏡太郎、安藤赤舟・林蟲、岡崎えん、石島雉子郎、村上鬼城。吉屋信子が惹かれる俳人の人生はことごとくドラマがすぎる。俳人ってボクサーみたいだと思ってみたり。特に、冒頭の杉田久女がここまで自己顕示欲の強い人だとは。尾崎放哉が薄味に思えるくらい、他の俳人たちの生涯も濃い。客観に徹するのではない、吉屋信子の俳人たちへの寄り添う塩梅もとてもいい。2012/02/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/331698
  • ご注意事項