出版社内容情報
燃える流氷に何を見たのか?死の淵から甦ったヒロインを待ち受ける新たな試練。〔解説・水谷昭夫〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちっか(*´꒳`*)♪🍎
10
続編もすっかり引き込まれました!『一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである』…心に残る言葉でした。罪とゆるしの物語。聖書に少し興味を持ち始めました。2020/06/06
りょうけん
2
☆2つ 名作の続編は名作にあらず!という言い回しが有るかどうかは知りませんが、まあそういう読書感想です。 なんだか宗教的な表現が勝ちすぎていて物語としての面白さに欠けます。 名作『氷点』には、懸命に面白い物語をつくろう、という感じがあった。なのに『続』になると、ある種のおごりからか、自分の思想がメインテーマになってしまってつまらないのです。2014/04/19
あーたん
1
陽子の与えられた人生の生き方は決して以前のようにはいかずですが前に向かっている。夏枝のふらふらした気持ちは相変わらず。お父さんも言いたいことをお腹に留めて言わなかったりはいつもと同じ。村井さんは屈折し捻くれているのは、直らないようだ。ただ辰子さんの真っ直ぐブレない考えはいつも好きだ。なんだか分からないが次を読みたくなる。2018/06/20
みゆこ
0
続になったとたんのダラダラ感は否めないかな。相変わらずの夏枝のムカつきっぷりとか、新しい登場人物のワケわからんキャラクターだったり、一体何をどう伝えたいのだろうか?ムリくり続を書かせたとは思いたくないけど、下巻はどんな展開になっていくのかあんまり興味ない自分がいる。2020/07/25