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朝日選書
ル・コルビュジエ―近代建築を広報した男

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  • サイズ B6判/ページ数 246,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022599568
  • NDC分類 523.35
  • Cコード C0370

内容説明

20世紀最大の建築家と呼ばれる、ル・コルビュジエ。2009年6月現在、フランス政府は各国と連携をはかり、その建築作品の一括世界遺産登録に向け、全精力を注ぐ。その中には日本で唯一の作品、国立西洋美術館も含まれる。フランス建築界でスターダムに上り詰めたル・コルビュジエは、早くも大正期には日本に紹介され、前川國男、丹下健三ら日本を代表する近代建築家に多大な影響力を及ぼした。「ドミノ・システム」「近代建築の5原則」「住宅は住むための機械」を標榜、建築同様、熱心に取り組んだメディア戦略で自らを近代化のシンボルとした巨匠。「近代建築を広報した男」ル・コルビュジエの、建築、アート、デザインの創造の軌跡を追う。

目次

第1章 ル・コルビュジエとは誰か―その生涯
第2章 近代建築を広報した男―ル・コルビュジエとメディア(1)
第3章 もうひとつの顔―画家としてのル・コルビュジエ
第4章 音楽・写真・ジェンダー・自動車と飛行機―ル・コルビュジエとメディア(2)
第5章 ル・コルビュジエと美術館
第6章 ル・コルビュジエと日本
第7章 世界のなかのル・コルビュジエ

著者等紹介

暮沢剛巳[クレサワタケミ]
1966年生まれ。美術評論家。慶應義塾大学文学部卒。武蔵野美術大学、女子美術大学、跡見学園女子大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師。建築、デザイン、サブカルチャーなどにまたがる執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

zirou1984

32
現代における名声とは難しい。芸術家の場合、それは自らの分野に関する才能だけでなく、セルフプロデュース能力やブランディングも含めて判断されるものだからだ。本書はル・コルビュジエの建築だけでなく画家や雑誌出版としての側面、彼自身の性格やその影響力について述べていくことで、「20世紀最大の建築家」と呼ばれるに至るその全体像を明らかにしていく。巻末の相関図は興味深く、初期は美術界からの影響を受けていたル・コルビュジエがやがてデザイン・建築界に影響を与える側になっていくのがわかりやすく整理されている。2015/09/21

浅香山三郎

10
2009年の本。越後島研一さんの中公新書からの流れ。選書だといふこともあり、越後島さんの本よりも深掘りがされてゐるところが多い。画家としての活動、自動車・飛行機への愛好と建築における機能主義など、藝術ジャンルとの連関を扱つた第4章が興味深い。 コルビュジエが歴史的遺構のやうなものを(人々の暮らしよさ等を犠牲にしてまで)保存することに批判的だつたといふ指摘も面白い。本書の時点では、まだ登録候補だつたコルビュジエ作品について、巻末に解説があることや、年表が詳しいのも良い。2017/09/10

ネムル

5
「白い家」に始まり、戦後の集合住宅を経て後期の宗教建築へ……という時系列からのル・コルビュジエ観を離れ、雑誌編集・絵画・音楽等々のメディアから多面的に語っている。以前、六本木ヒルズで行われていた展覧会で建築以外に絵画や椅子などが展示されていたが、このマルチな活動を見るに、興味深い構成である。特に雑誌エスプリ・ヌーヴォーによって狂乱の20年代に関わっていたことや、建築の発想源にまず絵画があることなど、特に面白い。一方、記述にムラを感じたのは第四章で、ジェンダーについてもっと説明が欲しい。2015/10/18

k

0
メディア・アーキテクトとしてのコルビュジエという視点はおもしろいが、どうも喰い足りない。2009/07/01

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