出版社内容情報
令和になっても愛されつづける長谷川町子の世界。長年にわたって読者から復刊を望む声が多かった、昭和21(1946)年から刊行されたオリジナル版の『サザエさん』(全68巻)がついに刊行。新たに新聞掲載日と注釈が付き世代を超えて楽しめます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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3
時事を折り込んだ漫画が長い年月親しまれて読まれると、時事そのものが忘れ去られてしまい、漫画の言わんとすることが理解できなくなる。復刻版に注釈が付いたのは良いことだと思う。あとはその取捨選択。P.90米の集金は注釈が無くて意味が分からなかった。P.77も注釈が無い。「財恒足」は孔子の言葉で〈必要なものはいつも手元にある〉という意味か?/精神病院を扱った漫画が削除されていた。出版社側の都合で配慮されたものだが本の購入者にとっては不利益になる。穴埋めに未掲載の漫画を追加するとかの方法もあったろう。2023/03/24
白山手賀
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定番読む。2024/08/17
直人
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時代を反映していて,当時の日本人の生活や習慣が伺えるのは面白いんだが,果たして5巻にしてすでにルーティーンさを感じてしまう。 悪くはない。 悪くはないんだよ。 ストーリーものではない四コマの宿命なんだろうな。2020/09/25