内容説明
戦後日本の「巨人」は何を食べ、どのような生活を送り、何を考えてきたのか。食に始まり、人生、文学、思想にいたる。
目次
1 戦前 幼少時代(月島の表長屋で誕生;吉本家の食卓 ほか)
2 戦中~敗戦 米沢高等工業学校時代(自然と時間との出会い;ナンパ、悪酔い、果樹園荒し;思索家吉本隆明の萌芽;動員学生時代;八月十五日を迎えて)
3 戦後 サラリーマンから物書きへ(食いつなぐために;就職、組合活動の鬱屈;サラリーマンの息抜き;詩人への道と生活とのジレンマ;留置場のカツ丼)
4 家庭生活をめぐる料理考(同棲・新婚時代;子どもからのマンネリ批判 ほか)
5 老年を迎え、今、思うこと(溺死未遂の全容;身体と精神 ほか)
著者等紹介
宇田川悟[ウダガワサトル]
1947年、東京生まれ。作家。東洋英和女学院大学非常勤講師。早稲田大学政治経済学部卒業。パリに長く住み、フランスの社会や文化、食文化に詳しい
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
寛生
18
【図書館の本】すごーく面白かった!幾度か腹をかかえて笑ってしまった。対話形式の本で、こんなに笑ったのは初めて。注目したいのは、吉本さんが「手で考える」ということをいっていること。学者としてではなく、職人として、まるで手で料理をするように、手で書き、手で考えていくと。鬼瓦の職人も自らの手で、『魂』を古い瓦から自分が作っている新しいものへと移していっていると、テレビでみたことがあるが、「手」なんだと思う。「手を動かせばだいたい考えが出てくるっていうふうに、手と感覚がつながるようになります。」141頁。2013/09/21
fukura
8
一気読み!「これは誰でもうまい、うまいしすぐ手に入るというような広がりがほしい。そういう料理をやる人がたくさん出てきてほしい。」私もそう思う。 2013/05/20
ありんこ
2
戦前、戦中、戦後と生きてきた吉本さんの食にまつわるエピソード、思想が満載で、食から一人の人の人生そのものの背景が表現されていて、とても興味深かったです。2009/06/14
4610tosan
0
久しぶりに吉本さんを読みました。当たり前ですけどブレてないし生活や食から切り込まれる内容が腑に落ちてゆきます。でも今回は「老い」るが入っていてそのもどかしさも感じさせられる本でした。2017/02/26
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