乳がんはなぜ見落とされたのか―「余命半年」の私にできること

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022579034
  • NDC分類 495.46
  • Cコード C0095

内容説明

検診が命を奪う!?命を懸けたがん患者の告発、それに応えて走り出した新聞記者。厚生労働省を動かした朝日新聞「見落とされた乳がん」キャンペーン。

目次

「余命半年」の私にできること(山口真理子)(幸せな日々;告知;病気が与えてくれたもの;再発;「余命半年」の私にできること)
見落とされた乳がん(朝日新聞「乳がん検診」取材班)(山口さんとともに失望の連続;取材へのためらい;最初の記事;すさまじい反響 ほか)

著者等紹介

山口真理子[ヤマグチマリコ]
1963年9月6日東京都生まれ。千葉県在住。ノースカロライナ州立大学を卒業後、ダウ・ケミカル日本株式会社に勤務。英語講師などを経て、現在はパソコン講師。2001年10月に乳がんの告知を受け、12月に手術。2003年6月に肝臓への転移がわかり、余命半年と宣告された
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうゆう

4
2004年の本。これからどれだけ検診が変わったのだろう。脂肪腫と誤診された…というのが多い、という下りはドキリとする。ガンは痛まない、痛まないわけないだろうなぁ、と素人の私でも思う。なぜ?という理不尽をエネルギーに、多くの日本の妹達に、検診改革を遺してくれた山口さん。ありがとう。ちゃんと婦人科検診受けます。2017/07/16

びび

1
数年前に市の乳がん検診が変わった。そのきっかけになったのが山口さんが自身が産婦人科医に乳がんを見落とされた朝日新聞の投書だったのだ。読み終えてすぐ検索してみたら、余命半年と宣告されたが、それよりも数年しっかりと生き抜かれたことに少しでも救われた気がした。2012/09/19

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