スパイス戦争―大航海時代の冒険者たち

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022575531
  • NDC分類 617.6
  • Cコード C0022

内容説明

香料残酷物語。アジアの片隅の小さな島々が歴史の流れを変えていく!黄金より貴重なスパイス、ナツメグの支配権をめぐって血なまぐさい戦いを繰り広げるイギリスとオランダ。埋もれた史料から、その渦中にいた人々の勇気と知略、残虐さと陰謀を活写して、英米でベストセラーになった傑作歴史ノンフィクション。

目次

第1章 北の海のつむじ風
第2章 何という不健康な気候
第3章 音楽と踊るおとめ
第4章 ライオンの爪にかけられ
第5章 「提督、謀られました」
第6章 洋上の叛乱
第7章 食人種の国
第8章 セント・ジョージ旗
第9章 紳士の争い
第10章 血染めの旗を掲げて
第11章 火責め、水責めの裁き
第12章 取引成立

著者等紹介

ミルトン,ジャイルズ[Milton,Giles]
1966年バッキンガムシャー生まれ。ブリストル大学で学ぶ。作家・ジャーナリストとして、ヨーロッパや中東、アジアで取材活動を行う。1995年、処女作『コロンブスをペテンにかけた男―騎士ジョン・マンデヴィルの謎』(中央公論新社刊)を発表、高い評価を得る。『スパイ戦争―大航海時代の冒険者たち』をイギリスでベストセラーにしたのち、『BIG CHIEF ELIZABETH』(2000年)を刊行、現在、ウィリアム・アダムズ(三浦按針)の生涯をたどる著作を執筆中。妻と二人の娘とロンドンに在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bashlier

9
4/5 畜産が盛んになり中上流階級に肉食が普及した欧州、スパイス需要が爆発的に増加。そんな大航海時代真盛りに、人々がどのように過ごしていたのか、国家としてのマクロな視点から一人ひとりのミクロな視点まで語られる作品です。リスクを冒さなければ成功は得られないのは今昔不変の法則であったことを感じられる良作で、テーマにご関心があればおすすめ致します。2023/03/05

はるかぜ

1
白人様のクズっぷりなお話し2022/08/31

belier

1
スパイスがある南洋の香料諸島までの最短航路を求めて、冒険者が北極の海を目指すというところが意外で面白い。あえなく凍死したバレンツは海に名前を残し、マンハッタンにたどり着いたハドソンは川に名前を残す。スパイスの島々では所有権を争って現地の人々を巻き込んでオランダ人とイギリス人が血腥い戦いを繰り広げる。なぜかチョイ役で日本人も顔を出す鎖国直前の時代。あげく互いの先住民はそっちのけで、ナツメグの島ルン島とマンハッタン島の所有権交換をするのだ。歴史的な契約になるとは露とも思わずに。ただ著者の自国贔屓が鼻についた。2015/12/27

yanapong

0
17世紀におけるイギリスとオランダの香辛料交易争奪戦。2010/10/01

muko1610

0
★★★2008/09/04

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