内容説明
ゼニの怖さ、じっくり教えたる。朝日新聞連載の人気コラム待望の単行本化。
目次
序章 まず「隗より始めよ」―青木雄二編（全国紙と赤旗ぐらいは、毎日目を通さなアカン；資本主義は「勝者の論理」で動いとる ほか）
第１章 資本（ゼニ）の全てを教えたるわ―金融編（「土地」にすがっても、ヘタ打つだけや；大企業に「例外」を認めるって、どういうこっちゃ ほか）
第２章 政治家・官僚の腹の内、僕があばいたるわ―政治編（政治を動かしてんのは、ワシらやで；「自由民主党」が「自由で民主主義の政党」なハズないやろ ほか）
第３章 全体を見る眼を養うために―哲学編（「全体」を見んから、ダマされるんや；「温暖化」は日本経済を破壊するで ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
16
新聞連載だから抑制せねばならない。どこまで突っ張れるか。「『自由民主党』が『自由で民主主義の政党』なハズないやろ」という小題だけでもクレームはきた筈だ。自筆イラストの中の小さい字をよく読むと「伊豆井オイル・美津塚広・山咲卓・八九三」とある。97〜98年の世相。山一証券自主廃業、大蔵省汚職、不良債権処理、世は「戦後最大の大不況」下にあった。ゼネコン倒産を見越して不動産投げ売りを虎視眈々と狙う青木は廃業直後の山一証券神戸支店や大蔵省の入札公告をレポートしたりする。時給800円のパートと1時間800円の駐車料金2020/05/21
Eiji
0
青木雄二は、マルクス崇拝者だ。唯物論者だ。資本主義否定者だ。2001/11/30
風見じじい
0
漫画そのままという感じでした。２１世紀の現在からみる別世界の人の意見のように感じます。2016/04/27
max99
0
これぐらい 厚かましく、自分の意見が言えたら気持ちいいだろーなー。 何をするにも遅すぎるって事はないんだなーって思った。（著者が難波金融道書き始めたのは48歳！）そんな内容の本ではないけど。2010/03/07
フィット
0
☆☆☆2010/02/23
