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内容説明
パリからアトランタまで欧米14都市の歴史と人間と古本を見つける旅。文学者が案内する画期的ガイドブック。オールカラー写真、各都市の地図も掲載。
目次
パリ古本探しの旅(荻野アンナ)
ロンドン古本探しの旅(瀬戸川猛資)
フィレンツェ・ボローニャ古本探しの旅(和田忠彦)
アメリカ南部古本探しの旅(越川芳明)
ミュンヘン・ウィーン古本探しの旅(池内紀)
マドリード古本探しの旅(野谷文昭)
南仏古本探しの旅(浅野素女)
ミラノ古本探しの旅(和田忠彦)
ローマ古本探しの旅(和田忠彦)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユカ
3
和田忠彦、池内紀など7人の知識人たちが世界の古本屋をめぐる。始めのパリ編でフランが出てきたので出版を見ると1998年だった。古本屋の情報としては見れないかも。 ヨーロッパの古本屋は一見さんは歓迎されないようで、取材とはいえ店主に叱られたりしている。しかし文人に知り合いがいると判明するとすぐ態度は変わる。コネ社会。信用第一。旅行中、入りにくい本屋はわざとそうしているんだから、入らないようにしよう!シッシッてされるのがオチ。古い本の写真などふんだんにあって、写真集のようだった。2018/10/28
hanaka
0
稀覯本、写本、版画、そして迷宮のような古書店。まさに夢の世界。紹介されているところは、どれもこれも行ってみたい。ただし博学で知的で語学堪能で小金持ちになってから。2012/09/29
Hiro
0
もう25年位前の、あまり実用にはならない古書店探訪記。フランス、イギリス、イタリア、ドイツ、スペイン、それにアメリカの当時有名だったろう古書店を、その道の著名文学者が訪ねている。古本屋の好きな私でも本書を参考にどうしようという当ては勿論ないが、その雰囲気だけで充分楽しんだ。特にパリやロンドンのくだりでは今も健在なら行ってみたい店に思いをはせ、ジョルジュブラッサンスの古書市は要チェックだと次のパリ行きを考えたりした。そうかイタリア、ドイツもあるなと感じつつ、でも字が読めないんじゃ駄目かとため息ついたり。2019/12/03