目次
ムガル美術とは何だろう
ムガル帝国の成立―ふたりの世界征服者とその子孫
イスラム建築と初期ムガル建築―ペルシアの青、インドの赤と白
イスラム庭園(イスラムの楽園と古代神話;スペイン庭園と古代ローマ;インドの地上の楽園)
イスラム絵画と初期ムガル絵画―酒と恋愛、花咲く高原
アクバル時代の建築―建築は支配する道具である
アクバル時代の絵画―絵画は支配する道具である
盛期ムガル時代の絵画(絵画のための絵画;栄光の記録)
盛期ムガル時代の建築(墓がこんなに楽しいなんて;タージ・マハルは神の玉座か;シャー・ジャハーンの宮殿とソロモンの栄華)
アウラングゼーブ時代―信仰と狂気のはざまで
後期ムガル時代―暗い一八世紀、明るい一八世紀
インドの近代化―古きよき時代を求めて
現代のインド・パキスタン―歴史をどう線引きするか