内容説明
海は、人間の歴史にとっていかなる役割を果たしてきたのであろうか。なぜ人間は交流の場を海に求め、どのようにして広大な海を越えたのであろうか。
目次
序 インド洋海域世界とは何か―木造帆船ダウを共有する文明
１ 海域と文明（海域とイスラム史の展開；海域ネットワークの成立；海域ネットワークの展開；海域ネットワークの変容；巡礼と人間移動のネットワーク）
２ インド洋海域世界が育てた船の文化と信仰
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ありさと
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イスラーム世界を中心としたインド洋交易ネットワークの形成と変容を追う。11~12世紀をメインに。各章は独立した各論。季節風、経済、宗教、政治、技術等の要因と航路及び内陸ルートの関係など。最終章の船に纏わる信仰の話が少し異色で興味深い。2014/09/27
かーんたや
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学術的な文章でイメージが湧きにくい。同じテーマでもうちょっと読みやすくて旅行行きたくなるかんじの本書けんのかね2018/07/27
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- 和書
- 日本中世の社会と宗教
