内容説明
1988年6月から90年10月までに朝日新聞社の週刊紙AERAに発表した漫画を中心に、漫画家から見た「80年代から90年代にいたる激動の世界の流れ」を本にしました。漫画に付した文章は、著者の目を通した「事件」の解釈です。国際政治を縦横に斬りまくる大型新人初のベスト・セレクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
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世界の指導者の面々に片っ端からブーイングを投げつける面白くもない漫画、表題どおり。「高級」週刊誌AERAに連載されたが唯独尊的視点(同じく北国生まれのマルティンルターに似る)がいっこうに共感を呼ばないのに、賞を与え単行本化した。山井に言わせればゴルバチョフは「チェルノブイリ事故を覆い隠すためにペレストロイカ=禁酒運動を始め、人望を失って失脚した」だし、日本の首相は「G8で英語もフランス語も話せないため孤立している(「急病」で会議をパスした村山首相には優しい)」村山は’95年に沖縄少女事件でセカンドレイプも2017/02/25