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内容説明
オフコース解散後、ソロとして多彩な活動を展開するＡＲＴＩＳＴ小田和正、初のエッセー集。
目次
台の上
タンバリン
ＴＨＥ ＳＡＭＥ ＭＯＯＮ
あなたの作品は？
僕の中国旅行
夏の終り
心のスクリーン
期待に胸はふくまらない
僕の欧州旅行
僕の選んだひとたち
誇り高く生きる
僕の挫折
「あのひとも行ってしまう」
監督・脚本・音楽・主演小田和正
カズちゃん
二月二日
キャンプ
保土ケ谷球場
バイオリンは止めてしまったけれど
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
41
私が生まれる前に書かれた小田氏のエッセイ集。大変興味深かった。自分のやりたいことを自分のやりたいようにやりながら生きる。それこそが人生の醍醐味。"DETAIL"にこだわるからこそ得られる"LUCK"。同じ時代に生まれ出逢えた奇跡。「THE SAME MOON!」。好きなものを好きと言える強さ。異国での交流と郷愁。心のスクリーンに映し出されたイメージ。絵と眼の間の空気。誇り高く生きるということ＝孤独・寡黙。尊敬し合える音楽界。映画音楽の感動。共感や発見と共に楽しく読ませてもらった。タイトルとその観念も好き。2016/10/10
Lily603
2
★★★★★ 古本屋で見つけた１冊。「小田さんエッセイとか書いてたんだ」と手に取ってみると、これがまあ恐ろしく文章が上手い。物書きの人以外のエッセイでは今までで一番かもしれない、ほんとに。小田節とも言える透明感あふれる言葉づかいでさらさら流れるように綴りながらも、内容はアーティストとしての確固たる信念と日本がもっと良くなって欲しいという想いが胸を打つものとなっている。「Detailは血液」、「日本は実に倫理観が希薄な国だ」「我慢は誇りを生む」「集中力の絶対量で人生は形成される」などの言葉に人柄がにじむ。2012/07/29
やあす
1
「それでも僕は期待する。」小田さんらしくて、自分もそうありたいと思う。 ひさびさ読み返したけど、小田さんの自分への厳しい姿勢、ブッダの教えくらいビシビシきた。がんばろ。2016/12/04
カンパネルラ
0
非常に全うで肯けることを、遠回りに難解に書いている。面白く読んだが、作者の神経質な感じが伝わって来る2005/06/24
