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内容説明
東欧民主化の震央となったポーランド「連帯」。民主化運動が頂点に達した1981年、82年、「連帯」メンバーと生活を共にした日本人青年が捉えた、ポーランド民衆の真実の声。第5回ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞。
目次
1 SOLIDARNO´S´C(ワイダ;映画「連帯」;地下上映会 ほか)
2 KRYSTYNA(ワルシャワ再訪;スパイ;レーニン造船所;「連帯」本部;ワイダとの会見 ほか)
3 WRONa(地方行動隊;灰色のワルシャワ;軍事独裁 ほか)
4 STAN WOJENNY(再会;グダンスク再訪;強制退去処分 ほか)
終章
資料(「21項目の合意書」;「戒厳令施行にかんする命令」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeapple
9
最初に読んだのは、連載されていた朝日ジャーナル誌上だった。学生時代にワレサの映画の上映会とかやったなあ、私もジャーナリストになりたいなあと思っていた。今の職を続けてきたのは、この本の最初の方にある「戦争のこと、植民地支配のこと、政治のこと、世界のこと」をきちんと考えさせる教員になりたいと思ったからだ。そして30年以上経ったけれど果たしてどうだったのか。2022年の最初の1冊は、読むのは何度目かになるこの本を選んだ。この本はおそらく私の生涯ベスト1だし、今井一さんが一番尊敬できるジャーナリストだと思っている2022/01/06
うさこ
5
もう、廃刊になっているそうな・・・図書館で見つけて読んでみました。中身がポーランドのソ連が介入している時代のお話なので重かったです。ティーニャとのロマンスのくだりがなかったら、とても読みきれていなかったわ。ちょうど読んでいる途中に作者の今井氏とお会いする機会があり、当時のポーランドの警察に捕まったときのお話を聞くことができました。人権も何もあったものじゃないな。本来の言葉の通りの共産主義は理想的な社会のあり方のはずなのに、共産圏の国は矛盾だらけ・・・ただキューバという国が私の中では謎。カストロさんも。 2013/11/16
miyake927
1
東欧民主化の震央となったポーランド「連帯」第5回ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞2011/02/13
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