内容説明
日本海海戦の劇的な勝利で、今世紀初め、日本は大国への切符を手にした。それは同時に、第二次大戦の破局への道でもあった。生涯現役、“生ける軍神”として歴史に君臨した元帥の実像を追う。
目次
強運の提督
皇太子教育掛として
戦艦「三笠」の運命
ロンドン軍縮
統帥権干犯問題おきる
つくられる軍神
開戦への道―テロと陰謀
国葬
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高木正雄
2
東郷が老害かどうかは知らないが小笠原たちの神輿にされたのは本当だろう。東宮養育が終わったあたりでしゃしゃりでるのをやめておけば名将のままでおわったのにと思う。小笠原周辺が陸相人事に影響を及ぼしたような記述があるがそれは本当だろうか?2023/10/18
A.I
2
老いて知識をアップデートできない人間を老害というのだろうな。政治に口を出したのがこの人の過ち。日本の将来を捻じ曲げてしまった。しかし声が大きい、怖いという理由で政策が決まってしまう国…。軍神に祭り上げられてしまったこの人、目立つ戦果は日本海海戦だけ?なんだかなあ2023/09/23
れいこ。
0
おもしろい。2020/08/26