式子内親王伝 - 面影びとは法然

式子内親王伝 - 面影びとは法然

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784022560896
  • NDC分類 911.142
  • Cコード C0023

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

333
「日本一乃大天狗」後白河天皇の第3皇女として生まれ、斎内親王として生きなければならなかった式子内親王。正徹が「忍恋歌の名手」と評したのはまさに至言。「わが恋は知る人もなしせく床の涙もらすなつげのを枕」をはじめとして、彼女の詠む恋歌は多いが、相手は誰とも(あるいは終生架空のそれであったかも)知れない。著者は最初に徹底して定家説を否定し、中盤から突如としてそれが法然であると主張する。きわめて直感的で、残念ながら客観性を欠くようだ。また、本書がどのような人を対象に書かれたのかも不明。少なくてもアカデミックな⇒2020/10/09

ottohseijin

2
「法然の念仏の声におくられて、(略)浄土に、やすらかに往生したと思う」と、前後の文中に暗示されることとは逆のことを、あえて書いた著者に、式子内親王への強い愛を感じた。しかし、こんなにも想い慕われてる相手の、いまわの際にすら会いに行ってやれないなんて、法然のヘタレめ、と思わずにいられない。2011/09/25

koz

1
タイトルが「犯人はヤス」的なのはともかく、読み終えて「来なかった法然」の印象が強い。忍恋の歌がどのような状況で生まれたか、本書ではその住まいと情景を映像的に想像し述べられている。以仁王は源氏の世になっても名誉回復されなかった。九条兼実からも軽んぜられ、寄る辺のない姿が目に浮かぶ。定家「明月記」此の御辺、本より御信受なし、惣じて御祈りなし—と。「生きること」をゆるされずにそこに「置かれて」歳月をすごした式子は求道者であった。—しかし彼女は信仰者にはなれなかったのだ。(P254)2013/06/23

めぐみこ

1
「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする」を詠んだ人、という印象しかなかった式子内親王。肩身を狭い思いをしていたこととか、他にもたくさん歌を詠んでいたこととか、全然知らなかった。2013/01/27

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