今日は昨日のつづき―どこからか言葉が

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  • サイズ 46判/ページ数 104p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022520654
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

ひとが旅立つ寂しさ、いま生きているいのち、言葉にできずにただ思っていたこと……日々の生活から浮かんできたことばたち。 朝日新聞の連載「どこからか言葉が」をまとめた、谷川俊太郎がさいごに遺した「感謝」を含む47篇の詩。

内容説明

今日は昨日のつづきだけでいいと思う。何かをする気はない。朝日新聞の連載をまとめた、さいごに遺した「感謝」を含む47篇。

目次

おめでたいマンネリズム
自分さん
宇宙のマトリョーシカ
ある墓碑銘
そうなんだよ
何事もなく
どうして信頼する女友達に
つなぐ ほどく
黙る
秋のアジサイ
わざわざ書く
知らずに会ってる

二月
夜よ来い
また朝
心の貪欲
違う
いい天気
午後〔ほか〕

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
詩人。1931年東京生まれ。18歳のとき「文學界」に「ネロ他五篇」を発表。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行しデビュー。以来多数の詩を創作し、海外でも高い評価を得る。また、散文、絵本、作詞、翻訳、脚本など幅広いジャンルで活動し、82年『日々の地図』で読売文学賞、93年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、16年『詩に就いて』で三好達治賞、ほか受賞多数。2024年、92歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

57
敬愛する谷川俊太郎さんの遺作と言っても過言ではないように思う。谷川俊太郎さんの生きてきた時間の中で熟成されたものが、表現されている。朝、目が覚め、今日が始まる。昨日のつづきの時間軸の上にある。それを、奢らずに繰り返すことの大切さ。その中で、生まれる言葉の重さ・深さ・広がりは、何物にも代えがたい。やっぱり、谷川俊太郎さんの言葉が好きだ。2025/09/01

新田新一

53
谷川さんの死後に発表された詩集です。『朝日新聞』に発表されたそうで、多くの人が読むことを意識して読みやすい詩になっています。最後に置かれた詩に谷川さんが辿り着いた境地が表現されています。「今日は昨日のつづきだけ/で良いと思う」うんざりするほど散文的な事ですが、その散文的な日常の中にある詩情を慈しみ愛し続けた詩人でした。平凡な日常の中にある美しさに気づけば、人生は無意味なものではなくなります。だから「感謝の念だけは残る」という結びの言葉が出てくるのだと思います。2025/08/05

Hanna

10
谷川俊太郎氏、最期の詩集。「宇宙のマトリョーシカ」には、ウイルスもロシヤ土産(マトリョーシカのこと)もあり、あぁ、巨匠と同時代を生きていたんだなぁって。2025/06/08

きり

9
コトバは永遠である。谷川さんの、心に響く詩であふれている。ー宇宙という自然に産んでもらって/青空に一片の雲が生じる時間を/いま生きているー  ー人間として社会に参加した忙しない「時間」は/悠久の自然の「時」に無条件降伏する/落ち葉とともに/大地に帰りたい/変わらぬ夜空のもとー 谷川さんが亡くなってからの出版。より想像力が働く。ー夕焼けに言葉を失い星空に畏れを抱く/いのちはそれだけで十分なのにー 今日は昨日のつづきですね。この世に、この美しい地球に生を享けたことに感謝。2025/09/05

えつ

9
谷川俊太郎さんが「最期」に遺した言葉たち。わたしは、短歌も俳句も詩も良く分からないけれど、日々の生活の中から生まれてきた言葉たちに、心地良さを感じた。谷川俊太郎さんの言葉にもっと触れていたくなった。2025/07/19

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