-196℃の願い―卵子凍結を選んだ女性たち

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-196℃の願い―卵子凍結を選んだ女性たち

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022520432
  • NDC分類 495.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いつかは産みたいが、今は産めない、しかしタイムリミットもある。その悩みを解決すべく誕生した医療技術が「卵子凍結」だ。そんな中で「今は産めないお守り」を選択した8人女性がいる。年齢、キャリア、生い立ち、それぞれに違う彼女たちだが、どうして最先端の生殖医療技術である「卵子凍結」をしたのか? 治療の結果も、人それぞれに異なっている。凍結卵子を使って出産した女性、更新料を支払ってクリニックにあるマイナス196℃の冷凍庫で凍結卵子を保管し続ける女性、妊娠出産を諦め凍結卵子を廃棄した女性など様々であるが、共通するのは誰一人、卵子凍結をやったことを後悔していないことだ。迷い、偏見、孤立、失意を乗り越えて進んでいこうとする彼女たちの元気は、どこからやって来るのか? さらに、婦人科クリニックの医療従事者などへの取材を行い、現場で起きてる課題、卵子凍結にかかる医療費、さらにそこから妊娠・出産へ進んだ場合の医療費などもレポートする。元週刊朝日の記者が描く力強さ溢れるヒューマンストーリー?――以下、「目次」よりーーEpisode1 佐藤陽子さん(仮名・39歳・AI関係)恋愛を楽しみたいから卵子凍結したけど、「産んでみたい」っていう気持ちになった。Episode2 木村和子さん(仮名・41歳・外資系金融機関)どこかで“親に孫を抱かせてあげないと”とこだわってる。何でだろうね……Episode3 増永菜生さん(35歳・ローマ第一大学)自分一人のためだけに生きる人生ではなく、血を分けた、守る存在が欲しいって思う。Episode4 小川幸恵さん(仮名・41歳・外資系コンサルティング企業)彼に相談すると、医療の手を借りて“無理やり”妊娠するのはどうかと言いました。Episode5 前田智子さん(37歳・モデル・タレント)女の人にとって、採卵って出産経験に近いのかもしれません。母親になるというスイッチが押された気がします。Episode6 田村美咲さん(仮名・45歳・食品メーカー)気づけば、産まない理由を探してたんです。Episode7 佐々木久美さん(仮名・46歳・広告制作会社)「私、保管している卵子のために出会いを求めてる」と気づいたんです。Episode8 倉田佳子さん(仮名・47歳・会社員)卵子凍結は、人生で最高の選択でした。だって我が子に会えたから。Episode9 わたし(38歳・記者)「卵を育てている」「卵が帰ってくる」という感覚は、生まれて初めてだった。

内容説明

今は産めない―。自分らしく生きるために、後悔しないために、一歩を踏み出した9人の女性たちのストーリー。現代女性の“卵子にまつわる選択”を追ったノンフィクション。

目次

1 佐藤陽子さん(仮名・39歳・AI関係) 恋愛を楽しみたいから卵子凍結したけど、「産んでみたい」っていう気持ちになった。
2 木村和子さん(仮名・41歳・外資系金融機関) どこかで“親に孫を抱かせてあげないと”とこだわってる。何でだろうね…
3 増永菜生さん(35歳・ローマ第一大学) 自分一人のためだけに生きる人生ではなく、血を分けた、守る存在がほしいって思う。
4 小川幸恵さん(仮名・41歳・外資系コンサルティング企業) 彼に相談すると、医療の手を借りて“無理やり”妊娠するのはどうかと言いました。
5 前田智子さん(38歳・モデル・タレント) 女の人にとって、採卵って出産経験に近いのかもしれません。母親になるというスイッチが押された気がします。
6 田村美咲さん(仮名・45歳・食品メーカー) 気づけば、産まない理由を探してたんです。
7 佐々木久美さん(仮名・46歳・広告制作会社) 「私、保管している卵子のために出会いを求めてる」と気づいたんです。
8 倉田佳子さん(仮名・47歳・会社員) 卵子凍結は、人生で最高の選択でした。だって我が子に会えたから。
9 わたし(39歳・記者) 「卵を育てている」「卵が帰ってくる」という感覚は、生まれて初めてだった。

著者等紹介

松岡かすみ[マツオカカスミ]
1986年高知県生まれ。同志社大学社会学科卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどで活動する。取材対象は、社会問題、生き方や価値観を含めたライフスタイル、食など広範囲に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Yuri

9
高齢出産は何歳からとされているか、年齢を重ねてからの出産のリスクについてなど、医療関係で知っている私と医療関係者ではない知らない同世代の友達との間にはギャップがある。知っているからこその焦りがあるし、心配事もある。でも改めて知らないことの方が人生の選択肢を狭めてしまうと思うと、知っている今をありがたいことだと思うようになった。現実として仕事が落ち着いてから子どもをと思うと、どうしても結婚出産の年齢が高くならざるを得ない現実がある。なにが正解というものではないけれど、色んな選択肢に触れたいと思う。2025/05/21

chuji

3
久喜市立中央図書館の本。2025年3月初版。書き下ろし。卵子凍結を体験した著者を含む9人の譚。卵子凍結費用、保存費用が高額なこと、保存した卵子に受精させる精子の提供は法的に結婚している夫しか出来ないこと等ハードルは高いと感じた。2025/05/10

Go Extreme

2
スタートできる妊活 後悔のない人生を送りたい 未来の可能性を残したい エア妊活 自分自身の心に正直に向き合う -196°Cの願い 卵巣過剰刺激症候群 採取した時点での卵子の質を維持 スイッチが押されたような感覚 本人のエゴと捉えられる辛さ 出産を先延ばしにする技術 凍結卵子の廃棄問題 生殖医療のビジネス化 自然妊娠への強いこだわり 高齢出産のリスク 選択的シングルマザー 自分自身の気持ちと向き合う 加齢による妊娠率の低下 社会的適応のための卵子凍結 晩婚化や女性の社会進出 生物学的なタイムリミット2025/04/16

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