出版社内容情報
「上達」というものは、ある種つかみどころがない。10年もテニスをやっているのに、強い球が打てないのはなぜか。どうして転職先でいつまでも仕事がスムーズにこなせないのか……。本書では、難易度の調整法、自己検証の仕方など、あらゆる分野に適用できる「スキル習得」のメソッドを紹介していく。
内容説明
勉学 仕事のスキル スポーツ 語学 芸術。何でもすぐにこなすセンスのいい人は圧倒的密度の「観察・行動・フィードバック」を実行している!上達に欠かせない“共通の法則”を、古今東西の研究結果をもとに解説。
目次
序論 学習のしくみ
パート1 観察:他者から学ぶ(問題解決は探索からはじまる;模倣で認知の負荷を下げる;成功こそが最高の教師である;知識は経験と共に見えなくなる)
パート2 実践:練習から学ぶ(適度な難しさのスイートスポット;スキルは簡単には転移しない;反復の上の多様性;質は量から生まれる)
パート3 フィードバック:経験から学ぶ(経験は専門性を保証しない―「不確実性」の下でいかに学ぶか;実践で現実と向き合わなければならない;上達は直線的ではない;不安や恐怖は接触で薄れる)
結論 熟練までの道のり
著者等紹介
ヤング,スコット・H.[ヤング,スコットH.] [Young,Scott H]
『ULTRA LEARNING 超・自習法』の著者であり、ウォールストリートジャーナルのベストセラー作家。ポッドキャストホスト、コンピュータープログラマー。独自の学習メソッドを用いて、「入学しないまま、マサチューセッツ工科大学(MIT)の4年間のコンピュータ科学のカリキュラムを1年でマスターした」ことで知られる。その他にも、「1年間で4つの日常会話レベルの外国語を習得する」「たった1ヵ月で非常に写実的なデッサンが描けるようになる」など、常人では不可能なスピードで数々の専門的なスキルを身につけてきた。ニューヨークタイムズ、ポケット、ビジネスインサイダー、BBC、TEDxなどのメディアで作品が紹介されている
小林啓倫[コバヤシアキヒト]
1973年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBA取得。外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。