イーロン・マスクを超える男サム・アルトマン―なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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イーロン・マスクを超える男サム・アルトマン―なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

  • 小林 雅一【著】
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  • 朝日新聞出版(2024/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022519931
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0033

出版社内容情報

2023年、世界的な大ブームを起こした生成AI「ChatGPT」。開発したのはOpenAIの若きCEOサム・アルトマンだった。2015年に設立したベンチャー企業がなぜ7年でここまでのものを開発できたのか。設立メンバーだったイーロン・マスクとなぜ反目したのか。知られざる開発の裏側とGAFAMの覇権争い、そして天才アルトマンの素顔に迫る。はじめに OpenAI、サム・アルトマンCEO解任劇の舞台裏 株主の利益よりも「AIの安全性」を優先する特殊な取締役会対立を煽って人心を操作する不快なペーパーカットの連鎖が呼んだ感情の爆発まるで小噺のようなOpenAIの事業計画プロローグ ―― OpenAI前史AIのゴッドファーザーAIの起源となった学術会議ニューラルネットとは何かかつてのニューラルネットが実用化できなかった理由とはディープラーニングとは何か産業界で初期のディープラーニングをけん引した立役者高名なAI研究者やスタートアップ企業を次々と獲得第1章 OpenAIの誕生 ―― 無謀な挑戦と迷走高校時代に全校生徒の前でカミングアウトYコンビネータとは何かスタートアップの育成を通じて巨万の富を蓄える30歳を目前にAGIの実現に乗り出す今から始めてグーグルに追いつけるのか?迷ったスツケヴァーもグーグルからOpenAIに移籍最初は途方に暮れた最初に開発チームを指揮したグレッグ・ブロックマン創業の翌年には言語モデルの開発を始める学生時代のスツケヴァーらが開発した初期の言語モデル最初は使い物にならなかったトランスフォーマーとは何か言語理解の鍵を握る「自己注意」とは?2年間で出来なかった事をたった2週間で第2章 進化――転機と決意、集中非営利団体なのに営利企業という歪な統治体制に自由な研究団体から統制のとれたエンジニアリング企業に進化GPTとは何か?二股かけていたアルトマンがOpenAIの経営に集中OpenAIの実力を見極めるマイクロソフト加速するLLM開発のために悪魔に魂を売り渡すビル・ゲイツが絶句したGPT-4の実力とは第3章 飛躍――メガヒットに至る経緯と隠された軋轢最終調整に手間取りリリースが延期される最新モデルGPT-4古いモデルを先に出すことをアルトマンが決断ChatGPTが記録的ヒット商品にOpenAIに巨額出資を決めたサティア・ナデラとはグーグルはなぜ生成AIブームに乗り遅れたのか?画期的なAI論文の共著者らが全員グーグルを去る世界的な生成AIブームとそれに対する懸念公的な存在へと脱皮するアルトマンアルトマンとオッペンハイマー国際スターへの道を歩み始めるOpenAIの内部で軋轢が高まるアルトマン解任騒動の始まりアルトマンの支持者らが反撃を開始OpenAIの従業員らがアルトマン支持で団結した理由とはアルトマン解任劇が残したもの第4章 踊り場―― 生成AIの原罪「著作権問題」とOpenAIの足場固め生成AIと著作権を巡る数々の訴訟とはフェアユースとは何か?機械(AI)の学習は人間が学ぶことと同じなのか?既に棄却されたケースもある訴訟はOpenAIにメディア企業との交

内容説明

OpenAIの台頭とChatGPTがGAFAMの勢力図に与えるインパクト。イーロン・マスクも見誤ったアルトマンの才能とカリスマ。シリコンバレーで一番の野心家アルトマンが思い描くAIと世界の未来…。ChatGPT開発の舞台裏と天才たちの覇権争いに迫る!

目次

プロローグ OpenAI前史
第1章 OpenAIの誕生―無謀な挑戦と迷走(高校時代に全校生徒の前でカミングアウト;Yコンビネータとは何か ほか)
第2章 進化―転機と決意、集中(非営利団体なのに営利企業という歪な統治体制に;自由な研究団体から統制のとれたエンジニアリング企業に進化 ほか)
第3章 飛躍―メガヒットに至る経緯と隠された軋轢(最終調整に手間取りリリースが延期される最新モデルGPT‐4;古いモデルを先に出すことをアルトマンが決断 ほか)
第4章 踊り場―生成AIの原罪「著作権問題」とOpenAIの足場固め(生成AIと著作権を巡る数々の訴訟とは;フェアユースとは何か? ほか)
第5章 未来―アルトマンの果てしない野望とAGIへの道(天文学的な資金を調達してAI半導体を開発;ビッグテックもAI半導体を自主開発 ほか)

著者等紹介

小林雅一[コバヤシマサカズ]
KDDI総合研究所リサーチフェロー。情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭を執った後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

134
アトムやドラえもんの物語に親しんできた日本人は、人間と同じ思考力を持つロボットという考えに違和感が薄い。しかし映画『ターミネーター』のようなAIと人類の闘いをイメージしてしまうアメリカでは、営利的なAI開発を疑問視する空気があった。OpenAI社が歪な統治体制で発足し、主導者アルトマンの解任騒動まで起こったのも、そうした相反する感性の衝突なのだ。しかしAIが膨大な知識を学び人間並みになるには、学習素材となる既存メディアや動画の著作権問題が壁となる。ソニーのカドカワ買収も、その点をにらんだ布石かもしれない。2024/11/28

trazom

93
OpenAI社におけるアルトマン氏解任と5日後の取締役復帰というドタバタ劇の裏側に、AGIを目指す中での複雑な利害対立があったことを知らされる。営利企業が自らの利益のためにAI技術を開発・利用する危険を怖れ、非営利団体として結成されたOpenAIなのに、マイクロソフトに魂を売り、ChatGPTの成功によってビジネスに傾注してゆく様子がわかる。AIは核兵器に匹敵する脅威になるという。「(新しい)技術が生まれるのは、それが可能であるからだ」というオッペンハイマー氏の言葉の怖ろしさを目の当たりにする物語である。2024/09/09

ジョンノレン

55
昨23年11月に突如オープンAIのCEO解任と間をおかずの復帰のお陰もあり、一気に注目を増したサム・アルトマン氏(以下「A氏」)を軸にAI研究の初期段階から今日の急成長に至るダイナミックな展開が概観できた。少し前に島津翔著「生成AI真の勝者」を読んでいたので逆視点もあり多面的理解に繋がった。A氏が高コストのGPU依存脱却の為7兆ドルの資金確保を図っているとか。桁が異常、真偽やいかに。AIの将来に危惧する向きもあるが、まあ科学技術は全て諸刃の刃、止めろと言ってやめられるわけではなく結局出たとこ勝負なのかな。2024/09/29

takehiro

18
サムアルトマンがOpenAIを追放されてすぐに復帰した出来事の背景が面白かった。極めて有能だけどコミュニケーションにちょっと難がありそうなイメージ。2025/04/05

スプリント

16
アルトマンとイーロン・マスクとの関係がよくわかった。 2025/03/31

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