出版社内容情報
ロシアによるウクライナ侵攻から1年。現場でしか知り得ない豊富な取材ルポを、10の論点のもとに構成。実際に現地で何が起きたのか。虐殺の全容、原発の恐怖、世界の未来――。様々な角度から戦争を浮き彫りにする1冊。【構成】◆第1章:開戦 ――侵攻は止められなかったのか◆第2章:占領 ――本当の被害規模をはかる◆第3章:虐殺 ――ブチャで、各地で、何が起こったか◆第4章:攻防 ――「アゾフスターリ」以前と以後◆第5章:爪痕 ――「戦争のある日常」は終わらない◆第6章:原発 ――世界を破滅させかねない新たな「標的」◆第7章:ロシア ――西側から見えない「もう一つの」戦争◆第8章:難民 ――未曽有の規模でも混乱を招かなかった要因◆第9章:西側 ――米国・NATO 対ロシア政策に誤りはなかったか◆第10章:この戦争は何を意味するのか
内容説明
ロシアのウクライナ侵攻は、全世界に衝撃をもって受け止められた。侵攻から1年の間に、現地では何が起きていたのか。ウクライナ入りした記者たちのルポを中心に、10の角度から戦争を浮き彫りにする。
目次
第1章 開戦―侵攻当初、何が起きていたのか
第2章 占領―閉ざされた空間で起きた被害
第3章 虐殺―ブチャの真相を探る
第4章 攻防―製鉄所立てこもりの真実
第5章 爪痕―復興とそれを妨げるもの
第6章 原発―世界を震撼させた「占拠の内幕」
第7章 ロシア―欧米から見えない「もう一つの世界」
第8章 難民―混乱を招かなかった要因
第9章 欧米―プーチンとどう向き合ってきたか
第10章 全貌―この戦争は何を意味するのか