出版社内容情報
ロシアによるウクライナ侵攻から1年。「敵か味方か」という思考で突き進めば、世界は悲劇的結末へ向かう。ウクライナ支援の名のもとに「戦え一択」の主張がメディアで流され「ロシア憎し」の感情があおられる。在ロシア歴8年の朝日新聞元モスクワ支局長が見た「核の脅威」と侵攻の本質。佐藤優氏推薦!
内容説明
今、私たちが目にしているのは「歴史の終わり」ではなく「文明の衝突」ではないのか?モスクワ滞在歴8年のジャーナリストが見た「核の脅威」とウクライナ侵攻の本質。
目次
「核の時代」の戦争
「NATO拡大」危険性への警告
ゴルバチョフの誤算
クリントンとネオコン勢力
無視された警告
「プーチンはNATOに入ろうとした」
核同盟としてのNATO
西側の「勝利者意識」
「被爆地・広島利用」岸田政権の思惑
「ロシア嫌い」の増幅
「NATO拡大」その先にあるもの
ゴルバチョフの言葉―朝日新聞記事で振り返る
著者等紹介
副島英樹[ソエジマヒデキ]
朝日新聞元モスクワ支局長、編集委員兼広島総局員。1986年4月、朝日新聞入社。広島支局、大阪社会部などを経て、1999年4月~2001年8月にモスクワ特派員、2008年9月~2013年3月にモスクワ支局長を務め、エリツィン、プーチン、メドベージェフの各政権を取材。米ロの核軍縮交渉なども担当した。核と人類取材センター事務局長、広島総局長など歴任。2019年12月にゴルバチョフ元ソ連大統領と単独会見した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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