出版社内容情報
1988年、ポーランドのスパイは米国との連携を模索し始め、期せずして同じころCIAもポーランド諜報部のドアをたたいた。機密解除文書、政治家、スパイへのインタビューを元にありえない同盟締結、NATO拡大の過程を詳細に描き出す。
内容説明
「見過ごされてきた国際的な同盟関係の洞察に満ちた探求」(Kirkus Reviews)など2021年10月の発刊直後から全米で話題の書。冷戦時のポーランド秘密機関とCIAとの応酬、湾岸戦争時のCIA支局長ら救出作戦の具体相、アルカイダ捕虜収容施設「ブラックサイト」運営の実態などを明かす。米・ポーランド同盟構築、NATO加盟、体制転換に奔走したスパイたちの活躍と暗転をスリリングな筆致で描き出す。
目次
第1部 冷戦下の悪党たち(虚飾の街の諜報活動;誰かテニスを? ほか)
第2部 およそありそうにない同盟(密通;熊がドアを叩きにくる ほか)
第3部 危険な協力(バグダッドの不意打ち;出口なし ほか)
第4部 カバとの結婚(同床異夢;何をなすべきか?)
著者等紹介
ポンフレット,ジョン[ポンフレット,ジョン] [Pomfret,John]
ニューヨーク市で生まれ育ち、スタンフォード大学と南京大学で学ぶ。ジャーナリストで、作家、ピューリッツァー賞最終候補作の著者。ワシントン・ポスト紙で20年間外国特派員として働き、アフガニスタン、ボスニア、コンゴ、スリランカ、イラクなどを取材。二度、中国駐在となり、一度は天安門事件のあった1980年代末に勤務、もう一度は1997年から2003年までポスト紙の北京支局長を務める。東欧諸国にも4年駐在し、うち3年はワルシャワ勤務。著書には、ベストセラーになったChinese Lessons:Five Classmates and the Story of the New China(2006)があり、The Beautiful Country and the Middle Kingdom:America and China,1776 to the Present(2016)は外交問題評議会のアーサー・ロス賞を受賞した。パリでバーテンダーとして働き、日本で柔道を学んだ
染田屋茂[ソメタヤシゲル]
1950年東京都生まれ。翻訳者、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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