鉄のカーテンをこじあけろ NATO拡大に奔走した米・ポーランドのスパイたち

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鉄のカーテンをこじあけろ NATO拡大に奔走した米・ポーランドのスパイたち

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022518873
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0022

出版社内容情報

1988年、ポーランドのスパイは米国との連携を模索し始め、期せずして同じころCIAもポーランド諜報部のドアをたたいた。機密解除文書、政治家、スパイへのインタビューを元にありえない同盟締結、NATO拡大の過程を詳細に描き出す。

内容説明

「見過ごされてきた国際的な同盟関係の洞察に満ちた探求」(Kirkus Reviews)など2021年10月の発刊直後から全米で話題の書。冷戦時のポーランド秘密機関とCIAとの応酬、湾岸戦争時のCIA支局長ら救出作戦の具体相、アルカイダ捕虜収容施設「ブラックサイト」運営の実態などを明かす。米・ポーランド同盟構築、NATO加盟、体制転換に奔走したスパイたちの活躍と暗転をスリリングな筆致で描き出す。

目次

第1部 冷戦下の悪党たち(虚飾の街の諜報活動;誰かテニスを? ほか)
第2部 およそありそうにない同盟(密通;熊がドアを叩きにくる ほか)
第3部 危険な協力(バグダッドの不意打ち;出口なし ほか)
第4部 カバとの結婚(同床異夢;何をなすべきか?)

著者等紹介

ポンフレット,ジョン[ポンフレット,ジョン] [Pomfret,John]
ニューヨーク市で生まれ育ち、スタンフォード大学と南京大学で学ぶ。ジャーナリストで、作家、ピューリッツァー賞最終候補作の著者。ワシントン・ポスト紙で20年間外国特派員として働き、アフガニスタン、ボスニア、コンゴ、スリランカ、イラクなどを取材。二度、中国駐在となり、一度は天安門事件のあった1980年代末に勤務、もう一度は1997年から2003年までポスト紙の北京支局長を務める。東欧諸国にも4年駐在し、うち3年はワルシャワ勤務。著書には、ベストセラーになったChinese Lessons:Five Classmates and the Story of the New China(2006)があり、The Beautiful Country and the Middle Kingdom:America and China,1776 to the Present(2016)は外交問題評議会のアーサー・ロス賞を受賞した。パリでバーテンダーとして働き、日本で柔道を学んだ

染田屋茂[ソメタヤシゲル]
1950年東京都生まれ。翻訳者、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

111
「スパイだって人間なんだ!」と叫ぶ男たちの実録。ソ連の属国と化した祖国に強い不満を溜め込んでいたポーランドの秘密情報部員は、冷戦時代からCIAと少しずつ交流し関係を築いていく。ソ連崩壊後のポーランドはロシアに対抗するためNATO加盟を画策するが、そのため今度はアメリカの機嫌を取らねばならなかった。イラクからCIA要員を脱出させ、国内にテロ容疑者収容所設置を容認して、ようやくNATO加盟を実現した。しかし実務を担ったスパイに対し、過去の清算を求める政治は容赦なく弾圧を加える。理想主義者は常に報われないのだ。2023/08/25

kan

21
冷戦から現代まで、特殊作戦に関わるスパイの群像劇で、大量に出てくる人名に混乱しつつ大変興味深く読んだ。ポーランドの諜報能力の高さとアメリカの51番目の州と呼ばれる同盟関係、アメリカの細やかすぎて恐ろしい友好国拡大作戦、海外米軍基地と外国政府管理施設の捕虜勾留機能の使い分けなど、いろいろ闇すぎて怖い。湾岸戦争時にポーランド人に擬装したCIAオフィサーがイラクから脱出する作戦は面白い。CIAでもポーランド語は難しいらしい。以前CIAの外国語習得方法の論文で紹介されていた訓練法が徹底的で驚いたことを思い出した。2023/11/05

takao

2
ふむ2024/06/17

kincyan

2
アクションスパイものかと思って借りたが、どちらかといえばノンフィクションの本だった。ポーランドの情報機関がCIAとの対立から協力関係に至る道筋を絡めながら、ポーランドの近・現代史を学ぶことになる。ウクライナの支援にポーランドは熱心だが、それは彼らがロシアに近いということもあるが、ソ連からの脱却の経緯にも由来するようだ。ウクライナのことは他人事とと思えないのだろう。 http://blog.livedoor.jp/liveokubo/archives/52384759.html#more2023/09/22

hoven

2
大国に挟まれた国は大変。第三章からが面白い。なんとしてもNATOに入らないといけないポーランド。ロシアのウクライナ侵攻を見れば、その努力は報われただろう。汚れ仕事、アメリカにはしごを外され、CIAでもしない仕事をし、無理難題をアメリカに要求される。2023/06/17

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